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  • Before Your Eyes Friendly Fires & The Asphodells by YOSHIHARU KOBAYASHI April 03, 2014 1
  • I See You The Horrors by YOSHIHARU KOBAYASHI April 03, 2014 2
  • It Feels Good To Be Around You (feat. Air France) Yumi Zouma by YOSHIHARU KOBAYASHI April 03, 2014 3
  • Sleep Sound Jamie XX by YOSHIHARU KOBAYASHI April 03, 2014 4
  • Think Too Much, Feel Too Little JAWS by YOSHIHARU KOBAYASHI April 03, 2014 5
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    遂にこのコラボが日の目を見る時が!フレンドリー・ファイアーズとアンドリュー・ウェザオールと言えば、前者の2nd『パラ』に収録予定だったものの、結局はお蔵入りになってしまったコラボ・トラックがあるのは有名な話。これがその時の曲かは定かではないが、両者の連名で新曲が発表されただけでも感涙ものだろう(アスフォデルスはウェザオールの最新プロジェクト)。しかも、これが紛うことなき名曲。というか超名曲。素晴らしい。ここにあるのは、クラウトロック調のリニアな反復ビートと、この上なくロマンティックなメロディや幻想的なシンセ・サウンドの美しき融合。そして、とめどない多幸感の洪水。永遠に覚めることのない白昼夢の如く、7分超に渡って淡々と進んでいくユーフォリックなサイケデリック・ジャムだ。『パラ』の曲をすべて捨ててしまっても、この一曲を取るべき、と断言できる至高の逸品。

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    ドナ・サマー“アイ・フィール・ラヴ”を思わせるシンセの円環リフに導かれ、深いリヴァーブの効いた陶酔的なギター・サウンドが最高の幕開けを飾る。浮遊感のあるファリスの歌声はイアン・ブラウンのようでもあり、彼らの弱点であったドラムとベースはいつになくグルーヴィだ。3年ぶりの新作『ルミナス』からのファースト・カット“アイ・シー・ユー”は、ダンスへの情熱を燃やす現在のホラーズが生み出した最良の成果だろう。何より素晴らしいのは、3分40秒からの、徐々にビルドアップされていく長いブレイク。各パートがじっくり時間をかけてひとつずつ重ねられていき、最後の最後、5分25秒にギターの轟音が洪水のように雪崩れ込んでくる瞬間の圧倒的なエクスタシーは、何物にも代えがたい。ほぼ完璧と言っていい、劇的なカムバック・シングル。

  • 全員がニュージーランド出身ながら、一人はブルックリン、一人はパリ、一人はニュージーランドのクライストチャーチに住んでいるという遠距離活動トリオ。メロウでアーバンでロマンティックで最高に甘ったるいという、ザ・「インディ・シンセ・ポップ」なサウンドではあるものの、これまで発表された曲は、日々大量の更新がある音楽ブロゴスフィアに埋もれないだけの魅力を持ち得ている。ばっちり。で、このトラックは彼らが敬愛するエール・フランスのカヴァーであり、エール・フランスの解散からちょうど2年が経った日に発表されたもの。しかも、エール・フランスの二人をフィーチャリングしているというオマケつきだ。つまり、人気のインディ・シンセ・ポップの新旧共演(というほど時代が離れてないけど。この界隈は浮き沈み激しいし)ってことで、ちょっとした嬉しいサプライズだったりする。トラックの方は、気怠くも心地よい仕上がりです。

  • ジェイミーが5月5日にリリースするダブルAサイド・シングルの、AA面の方の曲。「眠りのサウンド」というタイトル通り、どこかドリーミーで、朝方の時間帯のフロアにぴったりとハマりそうなディープ・ハウス・トラックだ。エディットされた男女ヴォーカルの美しい反復が、曲にメロディックなアクセントをつけている。以前からリスペクトを表明していて、先日一緒にコラボ・シングルもリリースしたフォー・テットに通じるところもあるだろう。まだ公開されていないA面曲、“ガール”の方も気になるところ。

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    ピースやスイム・ディープの活躍で、昨年あたりから俄かに注目を集めていた「B-Town」ことバーミンガム。『インディペンデント』に「マンチェスターは忘れよう、B-Townのシーンが全て」というタイトルの記事が掲載された時は流石に飛ばし過ぎだと思ったが、ロンドン以外の都市ではバーミンガム出身のギター・バンドが今いちばん勢いづいているのは間違いない。このジョーズは、ピースやスイム・ディープと並んで、B-Townのトップ3と紹介されることが多い4人組。B-Townのバンドは基本的に、USオルタナ/ブリットポップ/シューゲイザーという90年代ギター・ロックの影響が大きいが、なかでもジョーズはオアシスのメロウ・サイドを色濃く受け継いでいるような印象を受ける。“ロッキン・チェアー”的な曲が多いっていうか。この曲も基本的には同じ路線だが、しかし若干ディスコ寄りのビートを意識しているのが目新しい。ちなみに同郷のスーパーフードも、「ブリットポップ!」な感じなので、B-Town好きにはおすすめです。

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