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  • Shadow Boxing Nasty Habits (Doc Scott) by YUSUKE KAWAMURA February 28, 2014 1
  • Ancient Theory Aleqs Notal by YUSUKE KAWAMURA February 28, 2014 2
  • Boom (Chakolak) Laurent Garnier by YUSUKE KAWAMURA February 28, 2014 3
  • Everything (Villalobos & Loderbauer: Vilod low blood pressure mix) Neneh Cherry by YUSUKE KAWAMURA February 28, 2014 4
  • Under Me Sleng Teng Wayne Smith by YUSUKE KAWAMURA February 28, 2014 5
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    「ダーク(コア・ドラムンベース)きてる!」とか言ってたら、ダークのオリジネイター、ドック・スコットの1996年のこの曲が、いまイケイケのベース・ミュージック・アーティスト、Om Unitのリミックスを伴って再発されましたな。ラガ・ジャングルのリヴァイヴァルはすでに定着した感がありますが、なんとなく、このあたりの1990年代中頃~後半のダーク&ソリッドなドラムンベースが今年はくるんじゃないかなぁとか。ブリアルの曲もちろっとそんな雰囲気ありましたが。質感的に最近のインダストリアル・エレクトロニクスとの相性もいいし、Om Unitのリミックスもそうでしたがジュークとの相性もいいってことで、今年「ダークがくる!」はまだまだ言い続けようと思ってます。

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    いま自分が一番好きなフランスのレーベルなんですが、あんまり話題になってないので書いておきます。〈ClekClekBoom〉です。最近のレーベルのサウンドは、シカゴ・ハウス・ミーツ・ベース・ミュージック(前者と後者の含有比率は8:2ぐらい)で、たまにデトロイト・テクノも入ってきます。あ、あと最近のトレンドのインダストリアル・ロウ・ハウスな感じもね。で、このフランスの方は多分、まだこの名義では1枚しかシングルをリリースしてませんが、同レーベルからザ・タウン名義がUKガラージ的な感じでした。ソロではどえらいデトロイト・フィーリングの曲を出していて、この曲なんてドレクシアをベース・ミュージックとして再生させたようなエレクトロで、ザ・最高なんです。ここで1曲ダウンロードもできます。 http://www.xlr8r.com/mp3/2014/01/cyborg1

  • で、わりと〈ClekClekBoom〉とミックスしたい感じにガルニエ御大の新譜も。レーベルはシカゴ・ハウス/デトロイト・ビートダウンの レーベル、〈スティル・ミュージック〉。 ここのレーベル、Jerome Derradjiつうシカゴ・ハウス・マニアがやっていて、彼のコンパイルでイタロ・ディスコ~シカゴ・ハウスのミッシング・リンク的なシカゴの楽曲を掘り出してきたりとかなり良質の作品ばかりです。で、この曲なんですが、もろにシカゴ・ハウスなんですが、〈ヘッスル・オーディオ〉とかのべース・ミュージック経由のシカゴ・ハウスっぽい鳴りですね。あとは最近コンピが出て話題のゲットー・ハウス・レーベル〈ダンス・マニア〉あたりのスタイルにも近い感覚ありです。

  • わりと一時期よりもミニマル熱はさめてしまったわけですが、まぁ、こういうの聴くとやっぱりね、すごいと。ドン・チェリーの娘で、ポスト・パンク期にはリップ・リグ・アンド・パニック、ニュー・エイジ・ステッパーズ、そしてUKクラブ・シーンの黎明期にブレイクビーツ/ヒップホップの作品を出したりと活躍、その後、あんまり大きな音沙汰無かったんですが、2012年にシングというジャズ・バンドと〈スモールタウン・スーパーサウンド〉からアルバムをリリース、そして今年はフォー・テット・プロデュースのアルバム『ブランク・プロジェクト』をリリース。まさに本格カムバックした姉御です。で、そのアルバムから先行シングルとしてリカルド&マックスの、ねっちょねっちょのディープ・エレクトロニクス~ミニマル・コンビのリミックス2ヴァージョン出てます。いまのところデータ・オンリー。で、2曲出てるうちのこっちの“低血圧ミックス”は、これまた、またまたねっちょねっちょの粘着質な質感のスロウ・ディープ・ミニマルで、あ、やられたな、と。寝起きの悪いかたはぜひ。軽~い気持ちの出社、登校拒否のBGMになるんじゃないかな、と。

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    なんかねぇ、あんまり古い曲をアレするもの良くないと思ってんすが、最近、KRS-ONEがいたブギー・ダウン・プロダクションズの本命ライヴ盤『ライヴ・ハードコア・ワールドワイド』をなんとはなしに、ひっぱり出して聞いてたんですが、これが良い風味のラガ・ヒップホップで、結構な割合でデジタル・ダンスホール・レゲエのオケでうまいぐあいにナイスなんです。で、デジタル・ダンスホール=打ち込みリディムによるレゲエと言えば、1985年にプリンス・ジャミー・プロデュースで、シンガー、ウェイン・スミスの『アンダー・ミー・スレン・テン』が最も最初のものなんですが、つい先日、そのウェイン・スミスが2月17日、享年48歳の若さで亡くなられまして。合掌。で、この“スレン・テン”、カシオ・トーンといういわゆる子供が使うようなキーボードのプリセット音のみで作られているんですが、ストリート発の電子音楽の誕生という意味ではNYのエレクトロ、シカゴのハウス、デトロイトのテクノと並ぶ、音楽的な歴史的事件ではないかと思うわけです。なんとなく上の3つのジャンルや、同じレゲエでもダブに比べると過小評価されているような気がしましてね。ベース・ミュージックやらなんやらでダンスホール・レゲエが重要視されてるところもあると思いますが、このあたり、いまのチープなインディ系のエレクトロ勢とも通じる響きあるので、いま、ぜひともな感じです。

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