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  • 停滞夜 ミツメ by YOSHIHARU KOBAYASHI January 08, 2014 1
  • Step (Wintertime Remix) Vampire Weekend ft. Danny Brown, Heems, and Despot by YOSHIHARU KOBAYASHI January 08, 2014 2
  • Come Alive Chromeo featuring Toro Y Moi by YOSHIHARU KOBAYASHI January 08, 2014 3
  • III/IV Star Slinger by YOSHIHARU KOBAYASHI January 08, 2014 4
  • Love Is To Die Warpaint by YOSHIHARU KOBAYASHI January 08, 2014 5
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    これはもう最高でしょう。2月5日にリリースされる新作『ささやき』からいち早く公開された新曲は、深いリヴァーブに包まれたミツメ流のダビーなディスコ・ファンク。グルーヴィ……とは簡単に呼べないほど淡々としていて超ミニマルなサウンドはしかし、執拗な反復と工夫を凝らした展開を重ねて、じんわりと熱を帯びていく。少しだけ体を揺らしたくなる。そして彼らにしては珍しく、夜の闇が似合うような曲でもある。2nd『eye』は1stから驚くほどの深化を遂げていたけれど、『ささやき』もまた大きな変化の予感に満ちている。2月から3月にかけて全国8ヶ所でリリース・ツアーが開催されるが、最終日の恵比寿リキッドルームでのワンマン、楽しみです。

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    『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』が各メディアの年間ベストをほぼ総なめ状態だったヴァンパイア・ウィークエンドから届けられた、新年のご挨拶。「ウィンタータイム」と名付けられた“ステップス”のリミックスは、1月1日に彼らの公式ツイッター・アカウントが「Happy New Year from Vampire Weekend」というメッセージと共にダウンロード・リンクをシェアしたもの。彼らほどでないにしろ最新作『オールド』が様々な年間ベストで好順位につけていたダニー・ブラウンを始め、ヘームス、デスポットという3人のラッパーをフィーチャーしたこの曲は、リミックスというより“ステップス”をサンプリング・ネタにした改変作のよう。以前、ジェイムス・ブレイクもチャンス・ザ・ラッパーをフィーチャーしたリミックスを発表していたけど、本当に最近はインディとヒップホップとR&Bの距離が当たり前のように縮まっていていいなー、と思います。

  • エレクトロ全盛期にやや変わり種として脚光を浴びたクローメオですが、彼らのアーバン&メロウなファンク・ポップは時代が巡ってばっちりジャストになった気がします。トロ・イ・モアをフィーチャーしたこの新曲は、今年リリースが予定されているニュー・アルバム『ホワイト・ウィメン』からの先行カット。既に公開されている“オーヴァー・ユア・ショルダー”、“セクシー・ソーシャライト”も最高ですが、これもまたセクシーで煌びやかな逸品です。ヴァンパイアのエズラやLCDのパット・マホニーも参加しているという新作は、彼らにとって決定打のアルバムになりそうな気配。

  • アヴァランチーズの遺伝子を受け継いだネット世代のサンプリング・ポップ職人にして、日本のアニメが大好きな生粋のギークでもあるスター・スリンガー。彼が新年に向けてエディット四部作を順にフリー・ダウンロードで発表したのは、チェックしていましたか?アニタ・ベイカーやエラ・フィッツジェラルドといった女性シンガーたちの大ネタ使いが楽しい本シリーズ。シャーデー“スムース・オペレーター”をモロに使ったトランシーな“III/IV”も大箱映えしそうで面白かったんですが、自分としてはエリカ・バドゥ“マイ・ライフ”のヴォーカルを虫声加工した“II/IV”がベスト。重心の低いファンキーなベースラインがいい感じです。

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    カルヴァン・クラインのCMで使われたこの曲の30秒ヴァージョンは以前も紹介しましたが、2nd『ウォーペイント』のリリースが迫ってきた今、フル尺のオフィシャル・オーディオを始め、様々なヴァージョンが公開済みとなっています。映像の完成度を含めて圧倒的に一番かっこいいのは、ベーシストであるジェニーと昨年結婚したクリス・カニンガムが手掛けた90秒のティーザーだけど、〈ピッチフォーク・ミュージック・フェスティバル・パリ〉でのライヴ映像や、英インディ・メディア『ライン・オブ・ベスト・フィット』のスタジオ・ライヴ、どれも捨てがたい。なので、ここでは曲の全貌を掴んでもらうためにも、『ベスト・フィット』のヴァージョンをご紹介。暗くロマンティックなサウンドに乗せて「愛とは死ぬこと」と歌うこの曲は、ウォーペイントの面目躍如といった感じ。スタジオ録音版とは違い、最後は一気にヒートアップして終わる展開もかっこいいです。

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