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  • Money On My Mind Sam Smith by AKIHIRO AOYAMA December 18, 2013 1
  • Deeper Ella Eyre by AKIHIRO AOYAMA December 18, 2013 2
  • Red Eyes The War On Drugs by AKIHIRO AOYAMA December 18, 2013 3
  • Happy Pharrell by AKIHIRO AOYAMA December 18, 2013 4
  • Like A Rolling Stone Bob Dylan by AKIHIRO AOYAMA December 18, 2013 5
  • いよいよ2013年の終わりを実感してきた今日この頃、次に気になってくるのは来年2014年の音楽シーンがどんな展開になるのか、ですよね。色々と妄想は尽きませんが、確実に言えるのはこのサム・スミスが英国のオーヴァーグラウンドで旋風を巻き起こすに違いないということ。先日発表されたBBCサウンド・オブ・2014のロングリストに名を連ね、ブリット・アワード2014の批評家賞も勝ち取っている彼の名前は、すでに知っている人も多いはず。そう、ディスクロージャーの“ラッチ”にゲストとして迎えられ、先日にはそのディスクロージャーとナイル・ロジャース、ジミー・ネイプスとの4者連名曲“トゥギャザー”でもヴォーカルを担当していた人物です。彼が来年にはリリースするだろうデビュー・アルバム(詳細はまだ未定ですが)からのリード・シングルとなるこの曲は、強烈にキャッチーなダンス・ポップ。マーケティングや証券取引を思わせる数字やグラフの間をぬって、「金の事なんか考えちゃいない/愛のためにやってるんだ」と歌われるリリックが映し出されるヴィデオのアイデアも素晴らしいです。

  • サウンド・オブ・2014とブリット・アワード関連で、来年の活躍が期待されている新人アーティストをもう1人紹介。ロンドン出身19歳のエラ・エアも、サム・スミスと同じく今年勢いに乗ってチャートを駆け上った新鋭ダンス・アクトにフィーチャーされたシンガーで、全英1位を獲得したルディメンタルの“ウェイティング・オール・ナイト”で注目を浴びることになりました。彼女のデビュー・シングルは、憂いを帯びたイントロ~ヴァースで始まり、ブリッジ~コーラスでソウルフルな展開を見せる1曲。いわば、ラナ・デル・レイとエイミー・ワインハウスのちょうど中間を行くような仕上がりです。ここ数年間ポップスの世界では、必ず毎年1人はこの系譜のシンガーが特大ヒットを飛ばしているので(今年の顔はもちろんロードちゃん!)、もしかしたらこのエラ・エアが来年その座につくアーティストになるかもしれません。

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    2011年にリリースした『スレイヴ・アンビエント』が各所で高評価を得たフィラデルフィアのインディ・バンド、ザ・ウォー・オン・ドラッグス。カート・ヴァイルが在籍していた事でも知られ、『ピッチフォーク』ではカートとの関係をウィルコとサン・ヴォルトに例えられたりもしていました。そんな彼らが来年3月にリリースする予定の3rdアルバム『ロスト・イン・ザ・ドリーム』から先行公開されたこの曲が素晴らしい出来映え! アメリカーナをベースしつつもサイケデリックな音響感覚のイメージが強かった以前に比べ、リヴァーヴの霧が幾分晴れ、プロデュースも担う中心人物のアダム・グランデュシエルによるソングライティングと歌唱が堂々と疾走する1曲になっています。ザ・キュアー辺りを思わせるニュー・ウェイヴ風味もほんのりあって、ニュー・アルバムは色んな点で視野を広げ、一皮むけた作品になりそうな予感。

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    僕が記憶する限りでは、アーケイド・ファイアがグーグルと組んだ“ウィー・ユースト・トゥ・ウェイト”のヴィデオ(2010年)辺りから、単なる映像だけでなくインタラクティヴな仕掛けが施された面白いミュージック・ヴィデオが急激に増えてきたように思います。そのアーケイド・ファイアによる今年のリード・シングル“リフレクター”をはじめ、今年も様々なインタラクティヴ・ヴィデオが公開されましたが、ここではその1つを。ダフト・パンクの“ゲット・ラッキー”、ロビン・シックの“ブラード・ラインズ”という今年を代表するヒット・ソングにゲスト参加して、完全復活を遂げたファレル・ウィリアムスがソロ名義では06年以来にリリースしたシングル“ハッピー”は、今年日本でも公開された3Dアニメ映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』用に作られた楽曲。上に貼った動画はアニメーション入りのリリック・ヴィデオですが、特設サイトの24hoursofhappy.comでは24時間ミュージック・ヴィデオを見ることが出来ます。24時間といっても、ずっと見続けなければいけないわけではなく、時間帯を選ぶとその時々に応じた場所・風景が見られ、老若男女様々な人が“ハッピー”に合わせて踊っているという仕掛け。有名人も多く出演していて、例えば時間を1:48PMに合わせると、オッド・フューチャーのタイラー、アール、タコの3人が悪ノリ全開で登場したりと、色んな瞬間を探す楽しみが満載です。

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    今さら何でこんな誰もが知ってる超名曲を選んだのか、と言えば、先月リリースされたディランの全作品入り47枚組ボックス・セット『ザ・コンプリート・アルバム・コレクションVol.1』に合わせて公開された新しいクリップが、こちらもインタラクティヴ・ヴィデオの超傑作だから。上の動画はトレイラー映像。video.bobdylan.comで見る事の出来る実際のヴィデオは、テレビを模していて、チャンネルを変えるとニュースからテニスの試合、クイズ、通販、音楽番組、子供向けアニメ、歴史ものetc……と、本物のテレビと同じように色んなプログラムに切り替わります。そして、よく見るとそこに登場する人・キャラクターが全員バックに流れている“ライク・ア・ローリング・ストーン”の歌詞とリップ・シンクしているというもの。中にはダニー・ブラウンがメインで登場するチャンネルがあり、お馴染みのヘラヘラ顔でフラフラ歩き回りブランコに乗ったりする姿には思わず笑っちゃいます。50年近くの間アメリカン・ポップ・カルチャーの歴史を象徴してきた、誰もが知っている名曲だからこそ意味を持つ、2013年屈指の素晴らしい音楽&映像作品。

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