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  • Royals Lorde by AKIHIRO AOYAMA October 22, 2013 1
  • The Heat Jungle by AKIHIRO AOYAMA October 22, 2013 2
  • Chamakay Blood Orange by AKIHIRO AOYAMA October 22, 2013 3
  • Changing Of The Seasons Two Door Cinema Club by AKIHIRO AOYAMA October 22, 2013 4
  • Free Your Mind Cut Copy by AKIHIRO AOYAMA October 22, 2013 5
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    全米チャートに10週ランクインの末、直近では3週連続首位を獲得してセンセーションを巻き起こしているこの曲を作ったのが、ニュージーランド出身16歳の女の子だなんて、それだけでも十分驚嘆すべきでしょう! 近年のUSメインストリームでは、EDM流れのエレクトロ・ポップやヒップホップ/R&Bと並んで、そのカウンター的意味合いも持つスロウでミニマルなアート・ポップも根強い人気だが、彼女も如実にその系譜(より具体的には、ラナ・デル・レイの直系)を継ぐ存在。世間知らずの少年・少女を誘惑するポップ・スターの享楽的なライフスタイルを批判する歌詞が一番の肝で、彼女自身が以前はそんな少女の1人だったからこその説得力が共感を呼んでいるのだろう。このメッセージ性の強さには、早々に『グリー』も食いつきそう。

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    あなたがもし今年ディスクロージャーに興奮を覚えたなら、今この曲をチェックしておいても損はないだろう。ジャングルという名前で活動するユニットは、ロンドンを拠点に活動していて、黒人男性2人によるものだという以外には詳しい周辺情報は明らかになっていない(2人の名前さえも分からない)。にも関わらず、動画サイトに投稿したデビュー・トラック“プラトーン”のヴィデオは60万回再生を突破し、確実にロンドン・シーンの次世代の胎動を伝える存在となりつつある。抑制の効いたファンキーなベースラインを中心に、スムースなヴォーカル・ハーモニーとエレクトロニクスやオルガンが絡み合うこの曲は、彼らのデビューEPからのシングル。寒々しい廃墟でダンスを踊るというこのヴィデオのアイデアは、ディスクロージャーの“ホワイト・ノイズ”にポジティヴなパーティ・ヴァイヴを加えたかのようだ。

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    ニュー・レイヴに先駆けたバンド=テスト・アイシクルズでギターを弾き、その後は一転してライトスピード・チャンピオンとして英国ニュー・フォーク勢の仲間入りを果たしたデヴ・ハインズは、気が付けばまたまた時代の最先端を捉えようとしている。ライトスピード・チャンピオン名義を休止して始めたブラッド・オレンジとしての活動は、2011年のデビュー・アルバムの時点ではチルウェイヴに通じるシンセ/エレクトロ・ポップだったのに、ソランジュのプロデュースをはじめとする他アーティストへの作品提供を経て、今ではすっかりシルキーなR&Bプロジェクトへと変貌。しかも、誰のマネでもなくすっかり自分のモノにしてるのが凄い。今やインディの狭い枠を超えて、ブリトニー・スピアーズの作品にも参加してたりする彼。現代イギリスきっての変わり者が、世界中から注目されるソングライター/プロデューサーになる日もそう遠くないのかも。

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    長年に渡り苦楽を共にしてきた〈キツネ〉を離れて、〈パーロフォン〉と新たに契約したトゥー・ドア・シネマ・クラブ。昨年リリースの2ndでは全英2位に輝き、アイルランド出身者としては久々のスター・バンドと呼べる存在になっていただけに、メジャーに進んだこと自体に驚きはないのだけれど、移籍第一弾としてリリースしたこのEP曲がかなり意味深な内容。恋人との別離に直面して急激に冷めていく気持ちを歌い、未練がましい相手を振り切って次の季節へと向かう男の心情を描いたリリックは、今回の移籍をめぐってキツネと揉めたのか?と勘ぐってしまうほどに辛辣。その真偽は知らないけれど、スター然とした記者会見から始まるヴィデオの内容からも分かる通り、彼らが更なる野心に燃えているのは間違いない。

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    小林編集長がご執心のオージー・シーンの後輩、ジャグワー・マーに触発されて「俺たちもサマー・オブ・ラヴだ!」と思ったかどうかは分からないけれど(まぁ、直接の影響はなくとも確実に時代の空気感は共有してるんでしょう)、カット・コピーの最新作は80年代のニュー・ウェイヴやハウスを経て、90年代初頭へと突入したかのような1枚になりそう。このリード・シングルは完全に『スクリーマデリカ』期のプライマル・スクリーム!とは言っても、その時代の音を単に模倣するだけでなく、更なるレイヤーを加えて今様の多幸感を演出するのが彼らは本当に上手い。新作も大いに期待できそう。ちなみに、この曲をスピリチュアライズドがリミックスしたヴァージョンも公開されているのですが、そちらは良くも悪くもスピリチュアライズド一色に染め上げた出来でした。

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