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  • Right Or Wrong Kwabs by AKIHIRO AOYAMA February 07, 2014 1
  • Mesmerise Temples by AKIHIRO AOYAMA February 07, 2014 2
  • Wanderlust Wild Beasts by AKIHIRO AOYAMA February 07, 2014 3
  • Whorehouse CEO by AKIHIRO AOYAMA February 07, 2014 4
  • Same Love Macklemore & Ryan Lewis by AKIHIRO AOYAMA February 07, 2014 5
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    サム・スミスやサンファを筆頭に、今年ロンドンではソウル・R&Bが大きな波になっていきそうな気配。2月3日にこの楽曲をタイトル・トラックに据えたニューEPをリリースしたKwabsもロンドンを拠点とする若きR&Bシンガーで、ポスト・ジェイムス・ブレイクとの呼び声も高い新鋭プロデューサー/シンガーのソンがプロデュースを務めている。少しアロー・ブラック辺りに似た深みのある歌声がフューチャリスティックな音像のトラックにとても良く馴染んでいて、気づいたら何度リピートしたことか。それにしても、ディスクロージャー然りジャングル然り、最近のイギリスの若手がこぞって寒々とした場所でダンスするヴィデオを作っているのはなぜなんでしょうかね?

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    昨年リリースした数枚のEPでノエル・ギャラガーやジョニー・マーを虜にし、ここ日本でもアルバム・デビューに先駆けて、11月30日の〈ホステス・クラブ・ウィークエンダー〉に出演したテンプルズ。いよいよデビュー・アルバム『サン・ストラクチャー』がリリースされたということで、この最新シングルを。“シェルター・ソング”なんかは、意地悪く言えば60年代サイケ・ロックそのままという印象もあったのだけれど、この曲ではアレンジに今っぽい洗練が感じられるように。テーム・インパラの“ビー・アバヴ・イット”からデイヴ・フリッドマン要素を抜いて、よりバンド・サウンドに忠実にしたようなサイケ感とキャッチーさのバランスが絶妙で、アルバムのティーザーとしては最適な1曲でしょう。

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    2008年のデビュー当時、イギリスの片田舎から現れた珍獣のようなバンドだと思っていたら、それから作を重ねる毎に凄まじい進化を遂げて、今ではすっかりイギリスを代表するアート・ロック・バンドの1つに数えられるようになったワイルド・ビースツ。彼らが3月にリリースする予定の4作目『プレゼント・テンス』からのリード・トラックが素晴らしい出来! 美しいサウンド・レイヤーを響かせた前作『スムーザー』から一転して、音数がかなり削ぎ落とされ、これまでに無かったような攻撃性が前面に。事前情報によれば、新作はより直接的でアグレッシヴなサウンドになっているそうなので、この調子でアルバムでも新しいワイルド・ビースツの姿を見せてもらいたい。

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    元ザ・タフ・アライアンスとして、そしてレーベル〈Sincerely Yours〉の主催者として、長年スウェーデンのシーンを牽引してきたCEOことエリック・バーグランド。前作『ホワイト・マジック』から実に3年7ヵ月振りにリリースされる『ワンダーランド』からのリード・トラックは、以前のヴィデオ・クリップがどれもモノクロを基調としていたのが嘘のように、毒々しいほどカラフルな代物に。音の方も、スウェディッシュ・バレアリックのアニマル・コレクティヴ的展開とでも言うべき1曲に仕上がっている。幻想的な色彩と映像の感覚や音の弾け方からは、どことなくシガー・ロスのヨンシーによる2010年のソロ作『ゴー』を髣髴させる瞬間も。

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    先週授賞式が開催された第56回グラミー賞で今年一番の話題を集めたのはおそらく、5冠に輝いたダフト・パンクではなく4冠を獲得したこの白人ラッパー&プロデューサーのコンビだったろう。開催前からラップ部門に選考するかどうかで運営内で揉めたという話もリークされていたにも関わらず、蓋を開けてみればケンドリック・ラマーを差し置いてラップ関連の3部門を独占受賞。しかしマックルモア自身も結果に困惑し、ケンドリックに「君が受賞するべきだった」とメールを送った事を公開してニュースとなるなど、今年のグラミー関連では最も話題に事欠かない存在となった。本人さえも結果に困惑してしまった理由の1つは、彼らの音楽がヒップホップ・マナーから逸脱した部分を多く抱えているからで、その最たる楽曲がこの同性愛をテーマにした異色のラップ・ソング。2ndヴァースでは「もしオレがゲイだったら、ヒップホップはオレのことを嫌うだろう」と、ヒップホップ・シーンに今なお蔓延るホモフォビアについて真っ直ぐに言及している。まぁ、確かに嫌いな人は嫌いだろうな。個人的には彼らがヒップホップかどうかなんてどうでもいいんだけど、素直にいってこの曲はメロウでとても良いと思います。

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