先週金曜日の12月13日に、ビヨンセが3年ぶりのニュー・アルバム『ビヨンセ』を突如iTunes限定でリリース！新作の噂は今年の春～夏あたりから流れていましたが、発売にあたっての正式な予告や事前プロモーションは一切なし。そのインパクトもあってか、発売初日で43万枚を売り上げるというビッグ・セールスを早くも記録しています。

しかも本作は、14の収録曲すべてに対応した17本の映像が付いている「ヴィジュアル・アルバム」。早速ビヨンセ自身が今回のリリースについてヴィデオ・コメントを発表しているので、まずはそちらをどうぞ。

ビヨンセによると、自分は音楽がただ聴こえるだけというより見える――感情や記憶や夢に結びついたヴィジュアルが見えて、それらがすべて音楽に繋がっている。ヴィジュアル・アルバムを作った理由のひとつとして、そういった自分の頭の中にあるストーリーと一緒に音楽を聴いてほしかった、というのがあるようです。もうひとつの理由としては、今は数秒のヴィデオ・クリップをiPadとかで見るだけで、アルバムを買う機会が減っているけれど、今回はアルバム全曲分の映像を用意したので、アルバムのヴィジョンを（音と映像の両方で）体験して、これが自分にとってパーソナルなものであるのを理解してほしい、とのこと。また、完成したものをすぐに、自分からファンへとダイレクトに届けたかった、とも語っています。

どのような映像になっているのか気になるところだと思いますが、現在、17本のヴィデオのプレヴューが30秒ずつ公開中なので、それでひとまず触りだけでもご覧ください。

アルバムにはジェイ・Z、ファレル・ウィリアムス、ティンバランドのほか、フランク・オーシャン、ミゲル、そしてドレイクと彼のコラボレーターである40などが参加。“ノー・エンジェルス”という曲では、チェアリフトのキャロライン・ポラチェクが曲作りに参加し、シーパンクのオリジネーターとされるリル・インターネットがPVの監督を務めているのも話題となっています。コラボレーターの人選は、過去数作よりも現代的にアップデートされた感があるのではないでしょうか。

アルバムの日本盤は2014年初頭にリリース予定とのことですが、今すぐ手に入れたいという人は左上のリンクからどうぞ！

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