SIGN OF THE DAY

ブレイク必至? 南半球から突然現れた、
新世代オアシス? 謎の物体、DMA'sって
何スか? その① by 小林祥晴 / 照沼健太
by YOSHIHARU KOBAYASHI
KENTA TERUNUMA
November 12, 2015
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ブレイク必至? 南半球から突然現れた、<br />
新世代オアシス? 謎の物体、DMA'sって<br />
何スか? その① by 小林祥晴 / 照沼健太

ほんと、DMA’sって何スか? このオーストラリアの3人組ときたら、インディR&Bだ、ジャズだ、90年代ハウスだ、インダストリアルだ、と騒がれてきた2010年代前半の潮流など、完全にどこ吹く風。「これ、オアシス?」と思わず呆気に取られてしまうような楽曲群を引っ提げて、いきなり登場したわけですから。しかも、それが話題に話題を呼び、メジャー・レーベルからの契約依頼が殺到(全て蹴ってインディと契約)。〈NME〉からも「ギャラガー・ベイビー」と呼ばれ、期待をかけられているんだとか。そして最近では珍しく、まだセルフ・タイトルのEPを1枚リリースしただけなのに、11月17日に代官山UNITでの単独公演が決定済み。これは相当、期待されています。もしかしたら、本当にブレイク必至?!

でも、なんでこんなバンドがいきなりオーストラリアから忽然と登場したのか。謎なんですよね。そこで、〈サイン・マガジン〉では、DMA’sを紐解く3つの問いを4人の書き手に投げかけ、様々なアングルから彼らの正体を暴き出すことにしました。この第一弾に回答を寄せるのは、〈AMP〉編集長の照沼健太氏と、私、小林祥晴でございます。それでは早速始めましょう。教えて下さい、DMA’sって何スか?!(小林祥晴)




●ここ10年、いわゆるインディ・ロックの中心は北米であり、90年代とは比べ物にならないくらい音楽的な偏差値の高い作家、作品が量産されました。これは非常に喜ばしい出来事ながら、同時に、その音楽的な偏差値の高さがゆえに、メインストリームのポップ、あるいは、市井のリスナーの生活と乖離し始めたのがここ数年だ、という印象もあります。そうした状況の中、ここ最近、コミュニオンズ、ハインズなど、非常にシンプルな和声、シンプルなアンサンブルによりダイレクトな「ソング」を書こうというアティテュードを持ったバンドが世界各国から散見されるようになりました。実際、このDMA’sが得意とするのは、トライアド中心のロー・コードをストロークするアコースティック・ギターが軸になった、呆れるくらいオーセンティックなロック・サウンドです。もし仮に、このDMA’sの存在を先ほどの文脈の中に位置づけるとするならば、彼らの音楽的な魅力はどういうところにあるのか? あなたの耳が嗅ぎ取る彼らの音楽のリファレンス・ポイントと併せて、このDMA’sの登場は何を意味するのか? それはどんな期待や興奮を伴ったものなのか? 出来るだけいろんなアングルから教えて下さい。

小林:やや乱暴に位置付けるならば、DMA'sの登場が意味しているのは「インディ・ロックの時代の終焉」。彼らの笑ってしまうくらいストレートなロック・サウンドを聴いていると、もしかして自分は10年に一度の時代の変わり目に立ち会っているのかもしれないなあ、という興奮を覚えます。勿論、ここで言う「インディ・ロック」とは、ダーティ・プロジェクターズやアニマル・コレクティヴに代表される、2000年代のブルックリン的な――あるいは〈ピッチフォーク〉がベスト・ニュー・ミュージックを喜んで与えるような――折衷/多文化主義的な音楽のこと。彼らインディ勢が手放しの絶賛を送られるべき音楽的達成を成し遂げているのは自明ですが、質問にもある通り、ポジション的にはちょっと難しいところに来てしまったかな、と思うのが正直なところ。〈ピッチフォーク〉も〈コンデ・ナスト〉に買収されちゃいましたしね。関係ないか。何にせよ、2000年代的なインディにどこか息苦しさが感じられるようになってきた今、DMA'sの「小難しいことはよくわかんねえけど、ギターがジャーンっと鳴ってればいいんじゃね?」的なロックは新鮮です。新しいかもしれない。とさえ思います。試しに、最新シングルの“レイ・ダウン”を聴いてみて下さい。

DMA’s / Lay Down

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いやあ、これはすごい。だって、今の時代、普通、こんな何の工夫もない音楽、こっぱずかしくて絶対出来ないじゃないですか。流石オージー! なんて差別的な発言は即刻撤回しておきますけど。でも実際、彼らの音楽は本当に目を見張るものがあります。R&Bもヒップホップもジャズもどこ吹く風のシンプル極まりない8ビート、基本的にはルートをなぞるだけのベース・ライン、特に凝ったコード進行が見られないギター・サウンド、そしてクラブ・ミュージックを通過した音響感覚など微塵も感じられないプロダクション――これで本当にいいのか? と最初は戸惑わずにはいられません。しかし、DMA'sの音楽は、「いや、これでいいんだ、最高じゃないか」と私たちをハッとさせます。たぶん。いや、これぞ目から鱗。コロンブスの卵。流石オージー! って、今度は冗談ではありません。少なくとも、ポップ・ミュージックの文化が良くも悪くも成熟し過ぎてしまった今のアメリカやイギリスからは、こんなド直球の音楽はなかなか生まれてこないでしょう。この質問で名前が挙がっているコミュニオンズとハインズが、それぞれデンマークとスペイン出身というのも示唆的です。――と思っていたら、DMA'sのフロントマン、トミー・オーデルの一家はイギリスからの移住組でした。すごいな、DMA’s!

照沼:彼らの魅力は、「時代が求めていたものが、求めていたタイミングで来た」ということに尽きると思います。ここ数年は各分野で90年代カルチャーがリヴァイヴァル傾向にありましたが、その流れがいわゆるインディ・ロック分野においても花開き、今年も継続している。……その潮流のひとつの代表がこのDMA’sかと。

つまり、彼らの音楽的魅力は、ひとこと「オアシス感」です。「オアシス感」とは何か。それは「リバプールとマンチェスターの融合」じゃないでしょうか。言い換えれば「ラーズとストーン・ローゼズの合金」。アコースティック・ギターの多用に顕著ですが、ラーズには至らなくてもオアシスが『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』でようやく到達したストラミンでパーカッシブなグルーヴがあり、ビートルズのほかボブ・ディランやニール・ヤング、ウィルコらからの影響を公言する通り、ラーズ同様にブルーズに遡りそれを更新しようというベクトルを持ったソングライティングとヴォーカルがあります。そしてストーン・ローゼズほど華はなくとも、ギャング感と繊細さを両立するバランスに、ハーモニーやサウンドで飛ぼうとする快楽主義がある。

Oasis / Lyla

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というわけで、その「オアシスっぽさ」が今この時代に求められているからDMA’sは魅力的である、ということなのですが、どうして時代がオアシスを求めているのかは正直わかりません。やろうと思えばそれなりの論理をでっち上げることは出来ますが、自分の経験と勘が「まだ理解しようとするタイミングじゃないし、考えるタイミングでもない」と言っています。

なぜなら、この世界には渦中に飛び込まなければ見えないものがあり、理解しようとすると本質が遠ざかるものもあるから。

例えばそう、世界的な文化の潮流を「サードウェーブ男子」と安易にカテゴライズして(何かに)勝とうとする短絡さは可能性を失い、「ハロウィーンは電通の陰謀」と論客ぶっては何もすることができなくなってしまうように。

何度も繰り返すようですが“今、話したい誰かがいる”というその刹那と衝動に身を任せ、今日飛び込んでこそ初めて見える世界、それがDMA'sの現時点での魅力です。そしてそれは明日には失われるか、また別のかたちになっている類のもの。今見逃す手はないでしょう。


●彼らDMA’sは、正式なメンバーがヴォーカルと2人のギタリスト。ライヴのアディショナル・メンバーとして、ドラム、ベース、リズム・ギターという編成です。60年代からの伝統的な意味におけるいわゆる「バンド」というよりは、2000年代以降のポップ・バンドの特徴でもあるユニット的な編成だとも言えます。こうした編成は、ここ10年、北米の大半のR&B/ヒップホップ、あるいは、ポップ・アクトによる作品が、プロフェッショナルな分業制を前提としており、それがゆえに、数多のバンド音楽よりも、品質においても効率性においてもリードしているという時代性を反映させたものだ、という視点もあります。あるいは、彼らのサウンドがいわゆるオーセンティックなロック・サウンドでありながら、そのファッション・スタイルは、例えば、ストーン・ローゼズやオアシスに代表される80年代末英国のレイヴ・カルチャー以降のドレス・ダウンしたスポーツ・カジュアルや、活動初期のビースティ・ボーイズを思わせるストリート・ウェアです。間違いなくこうした諸々の組み合わせは、ありそうでなかった新世代特有のものです。こうした彼らのバンド組織論、音楽以外の様々な属性は、どういった価値観、思想、ライフ・スタイルをリプレゼントしたものだと考えますか? また、こうした組み合わせから、あなたはどんな期待や興奮を感じるのか? それについても教えて下さい。

小林:そうなんです! DMA’sは「2000年代以降のポップ・バンドの特徴でもあるユニット的な編成」で活動する進歩的なバンド。北米のクリエイティヴなR&B/ヒップホップのプロフェッショナルな分業制にインスパイアされた存在。そういう意味では、彼らの本当のライヴァルはオアシスではなくカニエ・ウェストなんです! という無責任な暴言をまずは吐いておきたいと思います。流石にそりゃないだろ、って感じですが。ともあれ、質問にあるようなDMA'sのバンド組織論は、ロック・バンドとは一連托生の運命共同体である、という古臭いバンド幻想から彼らが自由であることを意味しているのは確かです。その一点において、彼らはストーン・ローゼズやリバティーンズよりも先進的であり、むしろドラマーが正規メンバーではなかったクラクソンズに近い。あるいは、メンバーが比較的自由に出入りして、常に1人が複数のバンドを掛け持ちしているテーム・インパラ周辺のオージー勢とか。このようなフレキシブルな編成がリプレゼントしているのは、バンドのロマンよりも、「その時々で目指しているサウンドにベストなメンバーで曲を作り上げること」を優先するという、ドライで合理的な価値観。そして、ストーン・ローゼズやオアシスを髣髴とさせるファッションに関しては、音楽性に合わせてヴィジュアルまでトータルでコンセプチュアルに表現する、という意志の表れだと思います。このようなタイプのバンドは、「次はこのアイデアで行く!」と決めたら、音楽性も(おそらくサポート・メンバーも)、ファッションもガラリと変えてくるはず。なので、この質問のアングルからDMA’sに対する期待や興奮を表明するならば、それは「次は何をするか全く読めない!」という予測不可能性を持っていることです。

とは言え、オージーの最先端かもしれないDMA’sは、英米のバンドだったら絶対に大真面目にやらないだろ、というブリットポップ的な音楽性もスカリーズ・ファッションも、天然でやってしまっている可能性もなくはない。そこは本当にわかりません。なので、ここまで熱く語ってきたDMA'sのバンド組織論も全くの見当違いで、ただのな〜んも考えてないオアシス信者だった、というオチも70パーセントくらいの確率であると思います。

まあ、もし、デビュー曲“レイスド”のMVにメンバー自身のアイデアが幾らか反映されているのなら、おそらく確信犯だと思いますけどね。

DMA's / Laced

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照沼:まずバンド組織論について。今後は音楽面のみならず金銭的面での効率も含め、バンドの少人数化や、特にドラムレスの編成は進んでいくと思われます。バンド経験者なら誰もが分かると思いますが、ドラマーというのはそもそも楽器人口が少なく、メンバー確保に手間がかかります。そして時代の流れとして、ヒップホップ/R&B/EDMがポップ・ミュージックのメインストリームとなったことによって、生ドラムが迫力不足とされている風潮もありつつ、ソフトやハード面での機材の進歩によって生ドラムと判別できないドラム・プログラミングも可能となりました。極めつけは、ツアーの旅費やホテル代、機材運搬費等で、大人数のメンバーを抱えるバンドはあきらかに経済的ではなく、ブッキングしづらい存在になってきたということ。それに比較してエレクトロニック・ミュージシャンや、EDM DJは最低1人+USBスティックやCD-Rケース、ラップトップ程度の荷物で済んでしまうとあり、いかにパーマネントに大人数のメンバーを抱えるバンドが不利な時代か! 2007年頃から来日ミュージシャンがiPodやiPhoneでバックトラックを流し、用意できる可能な範囲の楽器と歌を演奏するだけの「カラオケ的な」ライヴが増えている印象はありましたが、その流れはさらに進んでいるため、バンド組織論の解体や変化は今後さらに進行すると思われます。

またDMA’sのスポーツ・カジュアルですが、あきらかにノームコア以降の流れと無縁ではなく、これも時代とのリンクによるものでしょう。前項での「オアシス感」と同じ意味合いです。僕がここでおもしろいと思うのは、アディダスやFILA等のスポーツ・メーカーを着用するという記号的な部分よりも、ラスト・フォー・ユースを中心とする(アイスエイジはエリアスのイメージが強すぎてちょっと違う)コペンハーゲン・シーンや、明らかにその周辺の影響を受けていると思われるUKのリアル・ライズとの共振も感じられるという、インターナショナルなリンク感です。

Lust For Youth / Running

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Real Lies / Seven Sisters

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コミュニオンズもDMA'sも、インスタで自慢気にアディダスのジャージを着用したり、誕生日プレゼントにもらったアディダスのスニーカー群をアップしたりと、土地的な距離感やそれによる「時差」を感じることが2000年代よりも遥かに少なくなりました。こうしたインターナショナルなリンクをグローバリゼーションの弊害と捉えるかどうかには議論があるでしょうが、とにかく「時代は変わっている」。それだけは確かだと我々に伝えてくれる2015年のカルチャーではないでしょうか。実際に僕も今年はアディダスのスーパースターを履いて、フレッドペリーのジャージを着ていました。


●現在、彼らがリリースした楽曲の中で、あなたがもっとも興味をそそられた、もしくは、興奮させられた、もしくは、腹を抱えて笑った楽曲を(YouTubeに上がっているものから)一つ選んで、その魅力を出来るだけ詳細に、世界中の他の誰よりも的確に説明して下さい。

小林:ここでは、『DMA’s EP』に収録されている“ディレート”という曲をピックアップしたいと思います。

DMA’s / Delete

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聴いてください、この何の小細工もない、あまりにストレートな泣きのミドル・バラッド。思えば、過去10年、ここまで王道のバラッドを堂々と歌い上げるロック・バンドはコールドプレイ以外にいたでしょうか? やっぱりDMA’sは特別なんです。普通の感性ではない。あまりに当たり前過ぎるコード進行のアコギだけをバックに、真顔で切々と歌い上げるトミー・オーデルは只者ではありません。間違いなく。そして、二度目のコーラスが終わった後、ようやくリズム隊が入ってきてサウンドに広がりを持たせていますが、これまた何の変哲もない8ビートのドラムとルート弾きのベースで圧倒されます。しかも、さらに驚くべきは、DMA’sの楽曲はどれも、ほとんど代わり映えしないドラムとベース、そして3~4コードのシンプルなギター・サウンドで完結していること。なので、各曲の違いを説明するのが極めて難しい。こんなバンド、長らくいませんでした。やっぱりDMA’sは時代の新風なのです。

照沼:最初にDMA’sを聴いたのは、たしか2014年末もしくは今年1月、原宿〈Big Love〉店内で放映されているMVを観た時でした。それがこの曲。“ディレート”だったような気もするけど、印象に残っているのはこっちなのでこれを選びます。

DMA's / Laced

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そう、リアルよりリアリティ。繰り返しになりますが、この曲の魅力は「オアシス感」です。初聴の時点、歌い出しで「ああ! これか!」と合点がいったあの感じ、それがすべてだと思います。ただ、それから1年近く経った今あらためて聴いて感じるのは、Eやコカイン的だったオアシスにはなかったLSDっぽさ。ストーン・ローゼズのきらめくギターに導かれ、アレックス・ターナーのようなまくしたてるヴォーカルが走り出せば、ラーズが“ウェイ・アウト”やスロー・ナンバー群で描いた向こう側の世界に指先が触れられる、そんな「美しさ」。時代の潮流の最先端と、それとは無縁の普遍性の共存。それがこの曲にはあると思います。


「ブレイク必至? 南半球から突然現れた、
新世代オアシス? 謎の物体、DMA'sって
何スか? その② by田中宗一郎 / 渡辺裕也」
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>>>DMA's来日公演のチケット・プレゼントをおこないます! 詳細は下記の通り!

【DMA's来日公演情報】
開催日:2015年11月17日(火)
会場:代官山UNIT
開場 18:00 開演 19:00
チケット代:5,000円(前売、ドリンク代別)
お問い合わせ:SMASH (03-3444-6751)

【チケット・プレゼント】
DMA's来日公演に〈サイン・マガジン〉読者から2組4名様をご招待! 応募方法は、ツイッターの@thesignvoiceをフォローし、以下の応募用ツイートをリツイートするだけ!

*チケット・プレゼントは終了しました。

【締切】
2015年11月15日(日)23:00

【当選者発表】
ご当選された方には、締め切り後にツイッターのダイレクト・メッセージ(DM)にてご連絡差し上げます。なお、11月16日までにご返信いただけない場合は、当選を無効とさせていただきます。あらかじめご了承ください。

【注意事項】
・期間中、元の文章を含めた形で当該のツイートをリツイートした方が対象となります。
・当日は関係者窓口でのゲストリスト対応となります。必ず身分証明書をご持参下さい。


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