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  • Young Frankie Cosmos by JUNNOSUKE AMAI November 16, 2015 1
  • Sleeper Our Girl by JUNNOSUKE AMAI November 16, 2015 2
  • Miracle Waves Kite Base by JUNNOSUKE AMAI November 16, 2015 3
  • Royal Jelly Deap Vally by JUNNOSUKE AMAI November 16, 2015 4
  • CTM / Cézanne by JUNNOSUKE AMAI November 16, 2015 5
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    「ブルックリンの“第三の波”」という惹句と共に近年注目を集めているアート・コレクティヴ〈The Epoch〉。音楽以外にも様々な方面の作家が出入りしたコミュニティらしく、人や機会をシェアした相互扶助的な創作活動が営まれていると聞くイメージは、一頃の〈エレファント6〉界隈のそれにも近いだろうか。そして、その〈The Epoch〉に属する女性SSW、エスキモーことガブリエル・スミスの去年のアルバムに参加していたことで個人的に名前を思い出したのが、フランキー・コスモス。スミスとはたぶん同世代のSSWのグレタ・クラインによるソロ・プロジェクトで、オスカー俳優のケヴィン・クラインとフィービー・ケイツの愛娘としても知る人ぞ知る、とか。で、「思い出した」と書いたのは彼女、(正規のリリース作品は去年のアルバム一枚のみながら)2000年代の終わり頃から自身のバンドキャンプを通じてすでに50点近い作品を発表している、その筋には名の知れた人物だから。最新EP『フィット・ミー・イン』に収録されたこの曲は、先日〈ピッチフォーク〉のベスト・ニュー・トラックにも選ばれたことで話題に。ゆるい打ち込みにふんわりと歌声がのるその節回しは、ワクサハッチーより軽やかで、テイ・シのモダンさからもほど遠く、かつてモルディ・ピーチズやジェフリー・ルイスらがいた頃の地元のアンタイ・フォーク・シーンの記憶を甦らせてくれる。

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    サヴェージズに続くロンドンのガールズ・バンド、ビッグ・ムーン。来年リリース予定のデビュー・アルバムに向けたメディアの注目を二分する同じ女子4人組、ハインズよりもグランジ・テイストというか、たとえるならショップ・アシスタンツかドリー・ミクスチャーとエックス・ヘックスの間のようなラフなノリが魅力で、少し前に公開された最新曲“ナッシング・ウィズアウト・ユー”はMVも最高だった(個人的にはロウ・キーな“サッカー”の方が気分だけど)。で、そのビッグ・ムーンのギタリスト、ソフ・ネイサンが新たに始めた3人組のバンドがこのアワ・ガール。一頃前にアメリカのインディで溢れ返った〈C86〉調のジャングリーなそれとは違い、初期のウォーペイントのような影のあるシューゲイズ・サウンド。マイブラやホラーズも手がけるアンディ・セイヴァーズがプロデュースだそう。

  • このカイト・ベイスは、サヴェージズのエイス・ハッサンが、元エコベリーのデビー・スミスのバンドにも参加する同じ女性ベーシストのケンドラ・フロストと組んだデュオ。来年リリースのサヴェージズのニュー・アルバムは、先日公開されたリード・トラックを聴いた感じモダン・ロック的な音の厚みを増したサウンドになりそうな気配もするが(プロデューサーは誰なんだろう?)、こちらはぐっとミニマルでひんやり。サヴェージズらしいモノクロームの美学をたたえながらも、抑制の効いた演奏とフラクタルなリズムが特徴的で、同じくサヴェージズのジェニー・ベスとフェイ・ミルトンによるプロジェクト、HTBのインダストリアル・スポークン・ワード(?)とでもいった前衛的な芸風とも異なる仕上がり。先駆けて公開されたもう1曲、“デイダム”はさながらファクトリー・フロアと歌うPJハーヴェイ、といったような瞬間も。

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    ディープ・ヴァリーって、正直あまり印象ないな。いつだったかの〈ホステス・クラブ・ウィークエンダー〉で観たはずだけど記憶にないし。いかにも、ホワイト・ストライプスやブラック・キーズやキルズが好きでー、みたいな。同じギターとドラマーの女性デュオだったら、マーズのチャイナ・バーグとDNAのイクエ・モリが合奏したような今はなき(?)トーク・ノーマルの方が断然好きだったしなあ……と。けど、この現在制作中という2ndアルバムからの新曲。やたらかっこよくないですか。たぶん、やってる音楽はこれまでと変わっていないはず。ただ、音、めちゃくちゃ太くなってるし。弦とタイコだけ。余計なコーラスとかこれ見よがしなギター・ノイズは控え、基本スッカスカにアレンジされたミニマムな演奏が最高にクールだ。プロデュースはヤー・ヤー・ヤーズのニック・ジナーだって。

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    来月に来日公演が迫ったアイスエイジ。の、エリアス・ベンダー・ロネンフェルトによるプロジェクト、マーチング・チャーチが今年発表したアルバム『ザ・ワールド・イズ・ノット・イナフ』は、ルーツ・ロックやソウルへの傾倒を意識させる場面もあり、アイスエイジやウォー等のハードコア/ポスト・パンクの張り詰めた感じと比べると、もっとルーズでレイドバックしたようなところが魅力の作品だったような/に思う。で、そのマーチング・チャーチのメンバーも務めるセシル・トリアーのソロ・プロジェクト、CTMが来年にニュー・アルバム『スウィート・フォー・ア・ヤング・ガール』をリリース。コペンハーゲンを拠点に活動するチェロ奏者で、他にも大所帯のフォーク・コンボや実験的な女性アンサンブルなど複数のプロジェクトに携わる彼女。近代絵画の父の名前を題したこのリード・トラックで披露するのは、鍵盤やストリングスを連れ立ち変調されたダブル・ヴォーカルが気だるく歌い上げる、メランコリックで仄暗いアンビエント・ソウル。ポスト・クラシカルとインディR&Bの止揚、とか言いようはなきにしもあらず。

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