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  • The Sanctuary of Us Medi by MASAAKI KOBAYASHI May 23, 2014 1
  • Brick In Yo Face Stitches by MASAAKI KOBAYASHI May 23, 2014 2
  • Saint Claude Christine and The Queens by MASAAKI KOBAYASHI May 23, 2014 3
  • Garra Tahiti 80 by MASAAKI KOBAYASHI May 23, 2014 4
  • Guerriera Pearls Negras by MASAAKI KOBAYASHI May 23, 2014 5
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    身一つで海底を駆け抜けてゆくこの男は??と唖然としていると、何やら、海中でこの男の結婚式が執り行われたり、水面に近い高さでは(ちょうど、水族館で自分の目の高さから、巨大な水槽の上のほうを見た時に、視界に入る、群れをなす魚の腹、あの魚群をイメージしたかのように)人々が入り乱れていたり、花嫁が今度は妊婦となって(もちろん海中で!)全裸で舞う映像が続き、イメージの豊饒さと、タイトルにある”サンクチュアリ(神聖な場所)”が次第に結びついていった。で、あとで調べたところ、この男は、フリーダイバーとして、かつて水深124メートルという世界記録をマークしたことのあるギヨーム・ネリーその人であり(なるほど)、ミュージック・ヴィデオとして完全に独立したかに見えたこの映像作品が、彼の水中での酸素欠乏状況下の体験に基づく13分足らずの短編映画『Narcose』(ネットでフリー公開中)の一部だということも判明。メディの既発アルバムのオープニング曲が、結果的に映画音楽として機能し、輝きを増すこととなった。

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    再生回数なんて、どうせ……という見方もあるものの、このヴィデオを、リリース直後に、たまたま見た時は、わずか数百回だったのが、本稿のために、約一か月ぶりに見直したら、なんと百一万回超え。よくも悪くも自分を売り込むためには強烈なインパクトが必要という考え方なのだろうか。まだ、18歳だというマイアミ出身の、このスティッチーズは、その名の通り(バットマンの宿敵ジョーカーのように)口もとに”縫合跡”を模したタトゥー(右頬にはAK-47のそれ)を入れ、見た目にもかなりこだわっている様子。で、いきなり「目の前に白い粉、出されたらどうよ!どうするよ!どうする、おい!カネにかえておいたほうが身のため、俺が集金に来るからな。払えよ、ごぅら」と一方的にガナり続けて、ヴィデオでも、散々、どでかい銃を振りかざして脅してくる……この人って、食うために誰もが売人にならざるをえないようなスゲぇ地域の住人なのか、と真に受けるか、『ヘルレイザー』のピンヘッドが白い粉と戯れる場面を見て、大苦笑するのか……いずれにせよ、彼と契約してくれるレーベルが出てくるかどうかが見もの。

  • クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズと名乗ってはいるものの、見ての通り、ソロ・アクト。曲が始まると、やにわに、彼女なりにマイケル・ジャクソンの振り付けを解釈したような身のこなしで、真っ赤な空間の中で踊り始める。その独特の優美さを目で追ううちに、不規則に、彼女の身体の一部がゆがんだ!かと思えば、あっという間に、元通りに。このタイミングが妙に気持ちいい。マイケルは勿論、ルー・リード、ローリー・アンダーソン、アンディ・カウフマンに影響を受けたとたびたび語る彼女(本名エロイーズ・ルティシエ)は、2年ほど前から本国フランスでは注目を集めてきた自作自演シンガーで、満を持して、6月にアルバム・デビュー。映画『パリ、夜は眠らない』を観る前に書いたという既発曲“ザ・ラヴィング・カップ”のミュージック・ヴィデオも一見の価値がある。

  • いよいよ来月ブラジルで開催されるサッカーのワールド・カップにあわせて登場する各種コンピのうち一つである『Wootball』収録曲。ブラジル、ということで、タヒチ80が、マルコス・ヴァーリの同名曲をカヴァーしてみた、のかと思いきや、メンバーのグザヴィエ・ボワイエは、初めて聞いた時、釘づけになってしまった曲で、ブラジル的な要素はいうまでもなく、ハイパー・ポップな感性、強いヨーロピアン・テイストを併せ持ち、“エリナー・リグビー”の混血の従妹と言ってもいいほどでは、と語り、前々からいつかカヴァーしたいと思っていたところに、今回の企画のオファーがあったという。ちなみに、マルコス・ヴァーリは“エリナー・リグビー”の作者の一人であるポール・マッカートニーの一歳年下。さて、このヴィデオのラストと同じようにうまくいくだろうか?

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    一方、そのワールド・カップの開催を直前に控え、ブラジル政府が、治安改善・暴力一掃を名目に、リオ・デ・ジャネイロのファベーラに大規模な警官隊などを投入し、街の”制圧”に踏み切ったのは、すでに報じられているとおり。そんなファベーラの中でも、文化活動に積極的な(イパネマ・ビーチを見下ろす)ヴィディガルから出てきたのが、この16、7歳の女の子3人のグループ、ペヤウシュ・ネグラシュ。ジープに乗り込み、地元を流しながら、ラップをかましてゆくドスの効いた風情は、まさに”兵士”を意味するタイトル通りだが、ギザギザしたベース・ドロップから、一転してピアノ・ソロにスウィッチする構成は、単なるトラップとも、トラップとバイリ・ファンキを組み合わせたファベーラ・トラップとも、一味違っている。トラップをメインにした昨年のミックステープを経て、いよいよ彼女たちも今年本格デビューを果たす。

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