SIGN OF THE DAY

ブレイク必至? 南半球から突然現れた、
新世代オアシス? 謎の物体、DMA'sって
何スか? その② by田中宗一郎 / 渡辺裕也
by SOICHIRO TANAKA
YUYA WATANABE
November 13, 2015
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ブレイク必至? 南半球から突然現れた、<br />
新世代オアシス? 謎の物体、DMA'sって<br />
何スか? その② by田中宗一郎 / 渡辺裕也

これは天然? 確信犯? 誰もがオアシスを思い出さずにはいられないモロなサウンドとファッションで忽然と登場し、なんだか世間を騒がせているらしいオーストラリアの3人組。その名もDMA’s。この謎の物体の正体を解き明かすべく、〈サイン・マガジン〉ではDMA’sに関する3つの質問を4人のライターに投げかけるという企画を用意。様々な視点から、「DMA’sって何スか?」という疑問に答えます。照沼健太氏と小林祥晴による第一弾に続き、第二弾には渡辺裕也氏と田中宗一郎が登場。では早速、2人の回答をご覧いただきましょう。(小林祥晴)




●ここ10年、いわゆるインディ・ロックの中心は北米であり、90年代とは比べ物にならないくらい音楽的な偏差値の高い作家、作品が量産されました。これは非常に喜ばしい出来事ながら、同時に、その音楽的な偏差値の高さがゆえに、メインストリームのポップ、あるいは、市井のリスナーの生活と乖離し始めたのがここ数年だ、という印象もあります。そうした状況の中、ここ最近、コミュニオンズ、ハインズなど、非常にシンプルな和声、シンプルなアンサンブルによりダイレクトな「ソング」を書こうというアティチュードを持ったバンドが世界各国から散見されるようになりました。実際、このDMA’sが得意とするのは、トライアド中心のロー・コードをストロークするアコースティック・ギターが軸になった、呆れるくらいオーセンティックなロック・サウンドです。もし仮に、このDMA’sの存在を先ほどの文脈の中に位置づけるとするならば、彼らの音楽的な魅力はどういうところにあるのか? あなたの耳が嗅ぎ取る彼らの音楽のリファレンス・ポイントと併せて、このDMA’sの登場は何を意味するのか? それはどんな期待や興奮を伴ったものなのか? 出来るだけいろんなアングルから教えて下さい。

田中:まず自らの立場を明確にしておきましょう。彼らDMA’sの曲を初めて聴いた時の第一印象は、「何これ?」でした。キツネにつままれたような気分。ここ10年のインディ音楽を聴いてきた身からすれば、まあ普通はそうだと思う。いや、これ、あまりに安上がりに作られてない? ギター1本あって、コードをいくつか覚えれば、誰でもすぐ簡単に作れそうじゃね? つて。確かにそうだ。でも、だからと言って、舐めてもらっちゃ困る。というのが、筆者の立場です。これが前提。

というわけで、彼らの音楽的な魅力を浮き彫りにすべく、いくつかの補助線を引いてみたいと思います。以下の文章は、論旨を際立たせるために、かなり乱暴な形で、ここ最近のポップ音楽を取り巻く状況や個々のジャンルの特徴を簡略化しているので、そこは悪しからず。

まず、ここ10年のUSインディというのは、古のフォーク・ミュージックの再評価、再定義という側面も強くて、それは同時に、ギターという楽器の復権でもあったと思うんです。特にEやA、Dの開放弦をドローン的に使うというフォーク音楽のスタイルを、現代的なサウンド・メイキングに取り込んだという意味において(もっともそうしたアイデアは、森は生きているのような数少ない例外を除けば、ほぼここ日本には輸入されませんでしたが)。ただそういったスタイルを選択するとなると、曲からはカラフルさは失われますよね。ルートが固定されているわけだから。

で、こうしたUSインディにおけるトレンドと、ここ数年、北米中心に全世界のメインストリームを席巻したEDMにおけるソングライティングを比較し、対比させると面白いと思うんですが、それより先に、まずはEDMが2010年代前半のポップ音楽として覇権を極めた理由を、ソングライティングという点から、ハウスやヒップホップといったクラブ音楽と比較したいと思います。これまた乱暴に。

ハウスにしろヒップホップにしろ、どちらもソウルやファンクをルーツに持っているので、使われているコード自体は極力少ない。コード自体は1度、3度、5度以外のテンション・ノートを伴った洗練されたコードだったりするものの、コードの数は限られている。特にヒップホップの場合、その黎明期においてサンプリングが重要な意味を持っていたこともあって、3つや4つのコードの円環で出来ている場合が非常に多いわけです。

それに対して、いわゆるポップ音楽――特にJ-POPにおける展開は、コードの変化によってもたらされることが多いわけですが、ハウスやヒップホップの場合、その展開はリズムの変化や上モノの抜き差しが軸になっている。ヴァースでもフックでもコード自体はあまり変化しないものが大半です。

で、こうしたクラブ音楽のスタイルに、ポップ音楽のソングライティングを取り込んだのがEDMだ、という視点もあるわけです。コード/ルートが頻繁に変化するポップ音楽のソングライティングの手法と、曲全体のフロウに対し、しつこいぐらい緩急をつけようとするスネア・ロールや極端なブレイクなどクラブ音楽におけるメソッドを強調し、組み合わせることで、過剰なまでに景色がコロコロと変わる、非常に緩急に富んだ、どこまでもカラフルな音楽スタイルがEDMです。まあ、これと同じ土俵で闘わないといけないと思うと、ディスクロージャー新作の苦労も偲ばれますよね。

こうした刺激の強すぎるファースト・フード音楽のすぐ隣に並べてやると、古今東西のフォーク音楽を現代的に再定義しようとした件の2010年代北米インディというのは、まるで懐石料理や精進料理のように薄味に映ってしまう。ただ、どちらに音楽的な滋養があって、どちらが作るのに手間と工夫が必要で、どちらに味覚や文化としての豊かさが宿っているのか? 敢えてここでは持論は述べません。しかし、前者の方がリスナーにとっては遥かに敷居が低いのは確か。でも、まあ、すぐに飽きちゃうんですけどね、普通。

で、ようやく再びDMA’sの登場です。彼らはそうした2015年的状況の中、南半球から登場しました。少し離れた場所から眺めると、全体やいろんなトレンドの分布や位相がくっきり見えたりしますよね。なので、おそらく彼らの場合、ここまでに記した2010年代半ばにおけるポップ音楽の状況的な文脈の大半をシェアしてくれるはずです――物理的な距離からすれば、もっとも近いJ-POPを除けば。で、どいつもこいつも下らねーなー、と思っているはず。

おそらく彼らのサウンドとアティチュードは、前述のすべてのトレンドに対する反動から生まれている。何かのトレンドが飽和状態になった時には、必ずその反動が巻き起こって、変化が起こりますよね。で、時代は螺旋状に変化していきます。というわけで、彼らDMA’sの登場は、そうした時代の気分の転換点、ある種のパラダイム・シフトをリプリゼントしている。そう思います。

では、こんな風に、彼らの音楽的なアティチュードを乱暴に仮定してみましょう。曰く、USインディむかつく、小難しい音楽をお行儀良く作りながら、お高くとまりやがって、どうせ『アムニージアック』だの、『イン・レインボウズ』みたいなお上品で辛気臭いアルバムを作るのが目標なんだろ、レディオヘッドは『ザ・ベンズ』までが最高なんだよ、ギターなんてCとDとEとGとAのメジャー/マイナーそれぞれのロー・コードのフォームさえ知ってりゃいいの、曲書く時はトニックから始めりゃいいの、しかし、なんだ、あのEDMってのは、ドッカンドッカンこけおどしのギミックで派手にやりやがって、俺たちが本物のソングの書き方ってのを教えてやるよ――おそらくそんなところなんじゃないでしょうか。

こうした文脈の中で、僕はDMA’sを聴いています。

そもそもポップ音楽というのは、音楽である以前にアイデアだ。という視点もあります。「今これをやったら、面白いんじゃね?」というアイデア。音楽性のクオリティ以前に、アイデアとしてのフックがあるかどうか。その目も覚めるような発想の転換に耳が奪われてしまうもの。黎明期のパンクだってそうですよね? つまり、彼らDMA’sのサウンドには2015年だからこそ輝くアイデアがあるんです。ギター1本あって、コードをいくつか覚えれば、誰でもすぐ簡単に作れちゃう音楽、これはこれでやはり鮮烈なアイデアなわけです。だって、びっくりしたもん。

DMA's / Lay Down

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渡辺:国内外を問わず、若手バンドが当たり前のようにヒップホップやR&Bを参照している昨今にあって、ここまでなんの衒いもなく、ジャカジャカと3コードを掻き鳴らすバンドは久しくいなかったと思います。それゆえ、DMA’sのどこに目新しさを見出せばよいのか、さっぱりわからないという方もきっと少なくないかと。かくいう僕も、最初に彼らのEPを聴いたときの感想は「えーっと……。こんなにひねりも何もなくていいの?」みたいな、ちょっと煮え切らないものでした。でも、これはすぐに撤回。いやいや、これは実際かなりパンチ効いてるんじゃないかと。

といいつつ、自分がDMA’sにはじめから素直になれなかった理由も、なんとなくわかっているんです。ご指摘の通り、ここ10年のインディ・ロックを牽引してきたのは、ブルックリンが起点となった北米のシーンであり、その多くはたしかに音楽的な偏差値の高さを感じさせるものでした。そして、言うまでもなく、自分もそこに熱を上げてきたリスナーの一人です。で、これは自戒も込めて言うのですが、そのアメリカの動向を追ってきたなかで、無自覚なまま〈ピッチフォーク〉的な評価軸が擦り込まれてしまったひとは、意外と少なくないような気がします。

ここでちょっと話はそれるんですが、自分は新しいギター・バンドのレコードを聴く際、なるべく手元のギターで音を拾ってみようと心がけていた時期がありまして。でも、ここ数年はその作業がなんだか億劫になり、最近ではギターを手に取る機会もとんと少なくなってました。で、それはなぜかっていうと、気になったコードやフレーズのほとんどが、自分の手と耳でコピーできるようなものじゃなくなってきたから。たとえば、ダーティ・プロジェクターズなんかは、その最たる例ですね。デイヴ・ロングストレスの手元から繰り出される、変則的な奏法やコード・ワークを少しでも理解したいと思ったところで、自分のヘッポコな知識と腕前では手も足もでないのです。

そんな自分も、DMA’sのEPを部屋でかけたときは、何の気なしにギターを手に取っていました。彼らの楽曲は、基本的にどれもコード・ストロークをふたつ重ねたところに簡単なオブリを加えただけの、シンプル極まりないギター・アンサンブルばかり。これなら自分の耳でもけっこう簡単に完コピできます。しかも、そうすると一緒にメロディも口ずさみたくなるから、ついさっき初めて聴いたばかりの曲なのに、すぐ身体に馴染んでいく。こういう体験をさせてくれるバンドは、たしかに近年のインディ・シーンにいなかったし、まさにこれこそが、DMA’sというバンドの特別な魅力なのだと感じます。たとえば、ストーン・ローゼズ再始動に歓喜している人が今これほどいることにも象徴的なように、大衆をユナイトさせる「ソング」が歌えるバンドは、間違いなく2015年にも求められている。そして今、そこに真っ向から挑もうとしているのが、このDMA’sなのではないでしょうか。


●彼らDMA’sは、正式なメンバーがヴォーカルと2人のギタリスト。ライヴのアディショナル・メンバーとして、ドラム、ベース、リズム・ギターという編成です。60年代からの伝統的な意味におけるいわゆる「バンド」というよりは、2000年代以降のポップ・バンドの特徴でもあるユニット的な編成だとも言えます。こうした編成は、ここ10年、北米の大半のR&B/ヒップホップ、あるいは、ポップ・アクトによる作品が、プロフェッショナルな分業制を前提としており、それがゆえに、数多のバンド音楽よりも、品質においても効率性においてもリードしているという時代性を反映させたものだ、という視点もあります。あるいは、彼らのサウンドがいわゆるオーセンティックなロック・サウンドでありながら、そのファッション・スタイルは、例えば、ストーン・ローゼズやオアシスに代表される80年代末英国のレイヴ・カルチャー以降のドレス・ダウンしたスポーツ・カジュアルや、活動初期のビースティ・ボーイズを思わせるストリート・ウェアです。間違いなくこうした諸々の組み合わせは、ありそうでなかった新世代特有のものです。こうした彼らのバンド組織論、音楽以外の様々な属性は、どういった価値観、思想、ライフ・スタイルをリプレゼントしたものだと考えますか? また、こうした組み合わせから、あなたはどんな期待や興奮を感じるのか? それについても教えて下さい。

田中:端的に答えます。あー、こいつら、あんま金はないんだな、きっと貧乏だな、でも、だからこそ、格好付けることに関してはどこまでも貪欲なんだな、家を買うより車を買うより服を買う方が安上がりだし、でも、少ない金で買える服なんて限られてる、だからこそ、そこは何とかセンスでクリアしたいし、ストリート育ちをリプリゼントしたいよな、でもって、成功するための野心はとんでもなくて、そりゃあ、優れた音楽を追求することよりも、パッと作れて、ガツーンと演奏出来て、自分も観客もドカーンと盛り上がって、どっかんどっかん金を儲けたいよな、出来るなら、その分け前はひとりひとりが多い方がいいに決まってるよな、と、そんな風に受け手に瞬間的に感じさせて、思わず溜飲を下げずにはいられなくなるような至極真っ当な価値観。って言うんでしょうか。

ここ日本だって、どんな手を使ってでも成功してやるという山師的な作家がゴロゴロ出てきてもいいはず。まあ、勿論、V系には山ほどいるし、メインストリームでもゲスの極み乙女。なんて、明らかに音楽性からリリックからヴィジュアルから狙ってますよね――自分自身のテイストであるかどうかはさておき、その野心と遊び心には痛快さがある。音楽性こそまったく違えど、DMA’sにも同じようなものを感じます。これからの時代は音楽では飯は食えないとか言う前に、古のレッド・ツェッペリンみたいに、一発儲けてやろうぜ、フォークとブルーズからパクリまくって、自分たちのクレジットにして、しこたま儲けようぜ、くらいの気概と野心から出発してもいいんじゃないか? で、結果的に音楽がついてくるってのが、今一番ワクワクすると思うんだけど。どうでしょ?

DMA's / The Plan

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渡辺:DMA’s結成にいたるまでの背景を探っていくと、いろいろと見えてくるものがあります。まず、元々トミー・オーデルとジョニー・トゥックはアンダーライツというバンドで活動を共にしており、それぞれドラムとベースを担当していたこと。そして、ジョニーはソロとしても活動していた時期があるようで、当時はかなりオーセンティックなカントリー・スタイルに取り組んでいたこと。しかも、どうやらその頃の彼らは、今みたいなスポーツ・カジュアル的な服装ではなかったこと、などなど。こうした経歴から判断すると、彼ら3人はDMA’sを組むにあたって、「あえて」今の編成とファッション、音楽性を選んでいることがうかがえます。もっと言うと、現在のオアシス・フォロワー的なバンドのイメージは彼らが意図的につくったものであり、今後のDMA’sはその時々のコンセプトに合わせて、音楽性とヴィジュアル面をコロコロ変化させていくつもりなのではないかと。

そして、ここは1問目の回答とすこし重なりますが、彼らの楽曲は、今のところそれほどハイ・レヴェルな演奏技術を必要としません。基本的にベースはルート弾きだし、ドラムも直線的な8ビートをしっかり叩ければ、とりあえずOK。しかも、トミーとジョニーが元々リズム隊を組んでいたとなれば、レコーディングに関しては3人で完結させることも十分可能になってくる。そうなると、あえて固定のバンド編成にこだわることもなくなるし、むしろこのユニット編成はかなり都合がよいといえるでしょう。

こうなってくると、「彼らのスポーツウェア・スタイルが初期ビースティを思わせる」という指摘って、じつはけっこう鋭いのかもしれません。つまり、このファッションはDMA’sの次なる変貌も予告しているのではないか、と。そう、DMA’sが可変的なユニット編成である以上、この先に彼ら3人がギターを手放してマイクを持つことだって、十分にありえるのです!……って、いくらなんでもこの予想はいい加減すぎるでしょうか。でも、実際にDMA’sはそういう可能性も秘めているバンドのような気がするんですよね。というか、本当にそうなったら最高なんだけどなー。

Beastie Boys / (You Gotta) Fight For Your Right (To Party)

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●現在、彼らがリリースした楽曲の中で、あなたがもっとも興味をそそられた、もしくは、興奮させられた、もしくは、腹を抱えて笑った楽曲を(YouTubeに上がっているものから)一つ選んで、その魅力を出来るだけ詳細に、世界中の他の誰よりも的確に説明して下さい。

田中:いや、どれも盛り上がるし、どれも笑えるんだけど、確かにこれ、さすがにどこを切り取っても初期オアシスですよね、というわけで、まずは1曲。

DMA’s / Feels Like 37

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初期オアシスというか、初期オアシスのリファレンスだった、ストーン・ローゼズ1stとブリットポップ勃興の間の時代にイギリスで流行っていた音。インディ・ダンスやテムズ・ヴァレー(ライド他、オックスフォードのシューゲイザー・バンドのシーンを指します)が全盛期で、そこにスウェードが颯爽と登場した92~3年のサウンドです。オアシスが誰よりもビートルズに影響を受けているなんて世迷い言は信じちゃいけません。

オアシスを経由したかどうかはさておき、DMA’sのリファレンスはこの時代の英国インディにあります。参考までに、いまだ唯一再評価されないシューゲイザー・バンド、アドラブルの映像でも貼っていきましょう。シロップ16gが初期レディオヘッド以上に影響を受けたバンドです。これぞまさに93年の音。2曲目のビートは、当時の典型的なインディ・ダンスのビートです。

Adorable / Homeboy

Adorable / Self-Imperfectionist


もう1曲貼っときましょう。この曲のイントロからのギター・カッティングとシングル・ノートのリフなんて、少し時代こそ違えど、まんまグレアム・コクソンですよね。

DMA’s / Your Low

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この曲、イントロ~ヴァースのコード進行はⅠ→Ⅲ7→Ⅵ→Ⅰですが、3分4秒からのⅠ→Ⅲ7→Ⅵ→Ⅵmというコード進行はレディオヘッドの“クリープ”とも同じです。いやあ、大胆。彼らが輝いて映るのは、こういう大胆極まりないアティチュードなんじゃないでしょうか。

Radiohead / Creep

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渡辺:ここではデビューEPに収録されている中から“ユア・ロウ”を挙げたいと思います。

DMA’s / Your Low

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なにかにつけてオアシスを引き合いにされることの多いDMA’sですが、この曲に関しては、完全にブラー。というか、イントロが鳴りだした瞬間から「これ、“コーヒー& TV”じゃん!」と突っ込まずにはいられません。

Blur / Coffee & TV

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いや、ここまでネタ元があからさまだと、さすがに笑えないって方もいるんだろうか。でも、思い返してみてください。このバンドがいま、「ギャラガー・ベイビー」と呼ばれてるってことを。そう、このある意味では皮肉めいたパロディともいえる切り口こそが、この曲の味わい深いところなのです。あるいは、この曲は彼らが妄信的なオアシス信者ではなく、むしろブリットポップに対して客観的な視点をもっていることの証明にもなっているのではないでしょうか。


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何スか? その① by 小林祥晴 / 照沼健太」
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>>>DMA's来日公演のチケット・プレゼントをおこないます! 詳細は下記の通り!

【DMA's来日公演情報】
開催日:2015年11月17日(火)
会場:代官山UNIT
開場 18:00 開演 19:00
チケット代:5,000円(前売、ドリンク代別)
お問い合わせ:SMASH (03-3444-6751)

【チケット・プレゼント】
DMA's来日公演に〈サイン・マガジン〉読者から2組4名様をご招待! 応募方法は、ツイッターの@thesignvoiceをフォローし、以下の応募用ツイートをリツイートするだけ!

*チケット・プレゼントは終了しました。

【締切】
2015年11月15日(日)23:00

【当選者発表】
ご当選された方には、締め切り後にツイッターのダイレクト・メッセージ(DM)にてご連絡差し上げます。なお、11月16日までにご返信いただけない場合は、当選を無効とさせていただきます。あらかじめご了承ください。

【注意事項】
・期間中、元の文章を含めた形で当該のツイートをリツイートした方が対象となります。
・当日は関係者窓口でのゲストリスト対応となります。必ず身分証明書をご持参下さい。

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