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読めば即決。読まねば大後悔。
何故〈エレクトラグライド〉は
凄いのか、5分で教えます!
by YOSHIHARU KOBAYASHI November 28, 2013
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読めば即決。読まねば大後悔。<br />
何故〈エレクトラグライド〉は<br />
凄いのか、5分で教えます!

〈エレクトラグライド〉開催まであと少し!でも、まだ迷っているというあなたのために用意しました。開催当日でも大丈夫。まったくお時間は取らせません。5分もあればサクッと読める、絶対に〈エレクトラグライド〉に行くべき10の理由。

さあ、いよいよ〈エレクトラグライド〉開催まであとわずか。ジェイムス・ブレイクもチック・チック・チックもファクトリー・フロアも2メニーDJsもセオ・パリッシュもやってくる、最高のビッグ・パーティは目前です。皆さん、準備は万端ですか?えっ、まだ行こうかどうか迷ってる?それに、もう今からじゃ間に合わないだろうって?いやいや、そんなことはありません。例えこの記事を読んでいるのが開催当日でも、今すぐ一万円札を握りしめて、幕張メッセに向かえば大丈夫。それだけの価値があるか?もちろんです。これまでサイン・マガジンでは、「〈エレクトラグライド〉を120%楽しむための!!!(チックチックチック)、最強の15曲」「〈エレクトラグライド〉開催目前!タイムテーブル順に追っていく、見どころ、聴きどころ、踊りどころ!」といったしょーもない記事で、〈エレグラ〉の魅力を語ってきました。でも、もう時間もないし、あんな長い文章をじっくり読んではいられない――そんなあなたのために用意しました。5分もあればサクッと読めちゃいます。あなたが絶対に〈エレクトラグライド〉に行くべき10の理由。



1)これまでも、そして今年も一貫して、先鋭的なラインナップ

なぜ〈エレグラ〉に行くべきか?その理由は、何を差し置いても、その素晴らしいラインナップ。〈エレグラ〉公式サイトのヒストリー・ページをご覧あれ。2000年の第一回から、一度たりともハズレがありません。しかも、出演者の新陳代謝がしっかり進んでいて、アップ・トゥ・デートなラインナップが常に揃っています。その何よりの証拠は、今年の出演者たち。これほどのビッグ・イヴェントなのに、2013年の今、カッティング・エッジなダンス・アクトだけが見事に顔を並べたと言えるでしょう。そう、やっぱり今聴きたいのは、ジェイムス・ブレイクであり、ファクトリー・フロアであり、マシーンドラムであり、再び脂の乗り切ったチック・チック・チックなんです。


2)何よりも音楽ありきの、本物のクラブ体験が待っている

〈エレグラ〉対談Part.3で、僕がとてもいいことを言っています。〈エレグラ〉の会場自体は巨大だけど、ある意味、音楽ありきのオト箱の代表格だと。なにしろ今年のラインナップは、一番ポップ寄りでも天下の2メニー。キャバクラと勘違いした客が来るチャラ箱とは、全くもって別物です。もちろん女の子はエントランス・フリーとかありませんから。タナソー氏が言うように、もしそういったチャラ箱が世間一般では「クラブ」と思われ始めているなら、益々〈エレグラ〉に来てほしいところ。しっかりとダンス・カルチャーに根差した本物のクラブを堪能して下さい。


3)ジェイムス・ブレイクの新たな伝説、その目撃者になれる

今年の〈エレグラ〉、一番の目当てはジェイムス・ブレイクという人も多いはず。この日はワールド・ツアー最終日、しかも日本初披露の大型セットを持ち込むのだから、スペシャルなものになること間違いなしです。ふむ、彼のライヴは食傷気味とか言ってたお前が言うなと。違うんです。あれは誘導尋問されただけなんです。実際、今年6月の単独公演も本当に圧巻でした。一人ポツンと暗闇に佇んでいるような荒涼とした歌の世界、緻密で緊張感あふれるアンサンブル、そして床の底から体に駆け昇る重低音。はっきり言って、ライヴはアルバムの何倍も凄い。おまけに、今回は上記のような特別な条件が揃っているんだから、リキッドルームでの初来日以上に、伝説の公演として語り継がれること間違いありません。〈エレグラ〉に行けば、その目撃者になれるのです。


4)夜が明け、最後の最後に訪れる、ハウス・ミュージックの神髄

ジェイムス・ブレイクで喜んでるようでは、まだ甘い。2メニーDJsなんて完全にお子様。朝5時から始まるセオ・パリッシュを見ずして、今年の〈エレグラ〉は語れません。そう、ラストの飾るのは、ブラック・ミュージックの歴史を総ざらいしたようなサウンドで、漆黒のハウス・グルーヴを生み出すデトロイトの巨星。小細工一切なし。ただ彼がターンテーブルに乗せるレコードから紡がれる粘っこいビートに身を任せていれば、きっと最後までフロアから離れられないはず。10時間超にも及ぶ長丁場、その最後の最後、遂にあなたはハウス・ミュージックの神髄に触れるのです。

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5)序盤に早くも訪れる、無慈悲なインダストリアル・ビートの嵐

もちろん〈エレグラ〉は、序盤も全く目が離せません。というか、本当に大丈夫なんでしょうか?早くも二番手から、こんなに危険な音を出していいんですか?ポスト・インダストリアルの最右翼、旬なイギリスの若手バンド筆頭と目されるファクトリー・フロアが、21時過ぎにもう登場するとは、完全にどうかしてます。大袈裟な、と言うのなら、まずライヴ映像をどうぞ。

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剥き出しでソリッドな音色、超ミニマルで反復的なアレンジ、そして残忍なまでにビシビシと叩きつけるビート。こんなもの爆音で浴びたら、たまったもんじゃありません。まだ夜も浅いのに、一気に深いところへと一直線。一番手であるノサッジ・シングx真鍋大度x堀井哲史x比嘉了のオーディオ・ヴィジュアル・セットに見惚れていたと思ったら、ここで突然会場のテンションはヒートアップ。〈エレグラ〉前半の山は、間違いなくここから作られていくはず。


6)最高のラインナップを、漏れなく全て観られる贅沢

ファクトリー・フロアのライヴが終わり、真後ろのステージからマシーンドラムが放つBPM150超えの高速ビートが間髪入れずに聴こえてきた辺りで、はたと気付くはず。今年のステージ構成&タイムテーブルは相当ヤバいぞと。そう、今回は幕張メッセの2ホールをぶち抜き、2つのステージを向かい合う形で配置。そこで一秒の隙間もなく、交互にパフォーマンスが繰り広げられるというスタイルなんです。これは2004年以来のこと。ステージが切り替わる瞬間、ホールの端から端まで数千人と一緒にダッシュするのは、思いの外楽しくてテンションが上がります。それに、このタイムテーブルなら、全9組を漏れなく観られるのも嬉しい限り。9900円の当日券を買ったって、9アーティスト全部を観られるんだから、余裕でお釣りが来るでしょう。あ、しまった、気付いたらまたお金の話に。すみません、すっかり賢い消費者で。


7)なんだかんだ言って、パーティ番長、2メニーDJsは鉄板!

ファクトリー・フロアだのマシーンドラムだの、なんだかちょっと〈エレグラ〉難しそう。そんな風に思っている人もいるかもしれません。いや、大丈夫!我らが2メニーDJsがいるじゃないですか。〈エレグラ〉対談Part.2を読んだ人は、「お前、2メニー飽きてるだろ」って思うかもしれません。でも、ぶっちゃけ普段はもういいよと思っていても、いざ現場で見るとブチ上がってしまうんです。そりゃそうです、こんなの目の前で見せられたら。

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この映像みたいに、一曲目からケミカル・ブラザーズ“ヘイ・ボーイ・ヘイ・ガール”なんて、普通は恥ずかしくて――いや、さすが2メニーです。真面目な話、こういうベタな曲を絶妙なバランスで使えるのが彼らの真骨頂。映像の作り込みだって本当に凄い。モードセレクターのオーディオ・ヴィジュアル・セットも間違いなく楽しいはずだけど、やっぱりパーティ番長は彼らでしょう。最近披露しているという、ダフト・パンク“ジョルジオ・バイ・モロダー”~ジョルジオ・モロダー“チェイス”の繋ぎ、見たい!


8)ステージ以外にもたくさんある、楽しみなあれこれ

正直、タイムテーブル的に全部観られると言っても、体力的には無理。2メニーが終わるくらいの時間には、そんな風に感じている人も多いはず。確かにその通り。なので、ここは無理せず、休む時は休みましょう。手っ取り早く体力を回復させたいなら、クィーンシーバや花畑牧場などが出店しているフード・エリアで腹ごなし。オフィシャル・バーは全長40メートルもあるので、大行列の心配はありません。他にもレコード・ショップなど出店は盛りだくさん。エイドリアン・シャーウッドと真鍋大度がRBMA主催でレクチャーを行うというイベントまでありますから、ステージ以外でもゆっくり、存分に楽しめます。それにしても、この項目は妙に宣伝臭いですね。仕方ありません。タナソーさんがAAAパスをもらうためだったら何でもしろと言うから――いや、違った。僕たちは〈エレグラ〉を盛り上げるためなら何だってするんです!


9)最強のライヴ・バンドがいざなう、深夜の喜ばしき混沌

〈エレグラ〉後半戦を深みにはめていくのは、純クラブ・ミュージックばかりじゃありません。なにしろ、最強のロック・バンドでありライヴ・バンド、チック・チック・チックも登場するんですから。最新作『スリラー』を聴けば分かる通り、今の彼らは第二の全盛期。再び脂が乗り切っている彼らが、深夜3時という深ーい時間帯にやるとなれば、そのカオティックなグルーヴでフロアをドロッドロにすること間違いなし。そう、まさにこんな感じで。

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きっと通常の時間帯のライヴより、濃度二割増し。個人的にも、こんな深い時間にチックを観るのは、2004年の〈エレグラ〉以来です。待ち遠しい!


10)普段は決して交わらない人々が、共に踊り、混じり合う場所

ここまで読んだ人なら、もう気付いていると思います。〈エレグラ〉のラインナップの素晴らしさは、カッティング・エッジなアーティストが揃っているから、だけではありません。もうひとつの――もしかしたら最大の魅力は、ダンス・ミュージックにフォーカスしつつも、生粋のクラバーから、普段はインディ音楽を聴いている層まで一緒に楽しめる、その絶妙なバランスです。様々な趣味趣向のリスナーが集い、共に踊るという環境を生み出している〈エレグラ〉は、純粋なクラブ系フェスともロック・フェスとも違う、希有な存在。今年もそういった意味では非常に〈エレグラ〉らしい――先鋭的なサウンドでありながらも、多様なクラウドが集うようなラインナップになっています。異種交配、万歳!


さあ、気持ちは決まりましたか?盛り上がってきましたか?ならば、後は会場へと向かうだけ。そこでは最高のビッグ・パーティが待っています。では、フロアで会いましょう!

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