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  • IDOL feat. Nicki Minaj BTS by YUYA WATANABE September 25, 2018 1
  • J'ouvert Brockhampton by YUYA WATANABE September 25, 2018 2
  • I Love It feat. Adele Givens Kanye West & Lil Pump by YUYA WATANABE September 25, 2018 3
  • Fall Eminem by YUYA WATANABE September 25, 2018 4
  • New Patek Lil Uzi Vert by YUYA WATANABE September 25, 2018 5
  • 南アフリカ産のハウス・ミュージック「ゴム」にインスパイアされたリズムに、韓国の伝統音楽で用いられる楽器や掛け声をブレンドした、ハードなビート・プロダクション。あるいは自国の伝統文化を象徴するモチーフがいくつも散りばめられたMVのヴィジュアルにしても、BTSがこの曲をとおして自分たちのルーツを再提示しているのは明らかだ。リリックのテーマは「ラヴ・マイセルフ」。「俺は俺でしかない」と高らかに歌う7人に加勢し、ニッキー・ミナージュがそのスキルとルックスを誇示してみせたこの曲は、見事に全米チャート11位を獲得。その圧倒的なパフォーマンスで目下アメリカを席巻中のBTSは、やはりアイドルなのだろうか。むしろ、彼らこそアーティストと呼ぶべきではないのか? そんな問いかけに対する彼らのアンサーは、こんな感じだ。「どんな呼び名でも気にしない。それを誇りに思うし、俺は自由なんだ」。

  • BTSに次いで全米アルバム・チャートを制覇するボーイ・バンドは、恐らくブロックハンプトンになるだろう。とはいえ、彼らの場合はあくまでも「自称」ボーイ・バンド。その実態はかつてのオッド・フューチャーを思わせる総勢14名のクルー/コレクティヴで、〈RCA〉からは初のリリースとなるアルバム『イリデセンス』の先行トラックとなるこの曲でも、各メンバーのキャラ立ちしまくったラップ・リレーが展開されている。因みに、アルバムのレコーディングが行われたのは英ロンドンのアビー・ロード・スタジオで、どうやら中心人物のケヴィン・アブストラクトは「今回のアルバムは『サージェント・ペパーズ』にインスピレーションを受けている」と語っている模様。歪んだシンセベースを主体とするビートがいきなり高速ドラムンベースへと切り替わる“ジュヴェ”に、ビートルズとの接点は見つけづらいが、三部作構想の1枚目にあたる『イリデセンス』のコンセプチュアルな構成と、ピアノやストリングスなども配した絢爛なサウンドは、言われてみれば確かに『サージェント・ペパーズ』的かも。

  • アダルト動画サイト〈ポーンハブ〉の受賞イベントにて、カニエ・ウェストはこのMVを初公開。MVのエグゼクティヴ・プロデューサーを務めたスパイク・ジョーンズ曰く、人気ソーシャル・ゲーム「ロブロックス」がネタ元だという巨大なスーツを着たカニエとリル・パンプは、「俺はセックスが大好きなんだ」と繰り返しながら、人気コメディアンのアデル・ギブンズの尻を追いかけていく。ところが、最終的に二人は部屋の隅に追いやられて、ギブンズにこう言い退けられてしまうのだ。「昔はみんなイったフリをしなきゃいけなかったけど、今じゃ男たちにこう言える。私はイキたいんだよ、マザーファッカー」。つまりここで表現されているのは、セクシュアリティに対してオープンになった女の強さと、そんな女を前に縮こまってしまう稚拙な男たち。ギブンズに見下ろされたカニエはいつになくおどけていて、その表情がなんとも可愛らしい。一方、リリース直後、同曲のビートとベースラインがT・ペインのビートに酷似していることが取り沙汰されたが、その後、ハウスDJのデヴィッド・モラレスが「このベースラインは自分の曲を無許可でサンプリングしたものだ」と主張。これに対して、今のところカニエ側はまだ回答を示していない。

  • 自分のファンを公言していたはずの後輩ラッパーに作品をこき下ろされたのが、よほど我慢ならなかったのだろう。この曲でエミネムはタイラー・ザ・クリエイターを徹底的に口撃。問題となったのは、エミネムがそこで同性愛者への侮蔑的な意味合いをもつ「ファゴット」という言葉を使ったことだ。このディスに不快感を示したのが、同曲にヴォーカル・トラックを提供しているジャスティン・ヴァーノン。ジャスティンは元々このトラックがエミネムのために用意したものではなかったこと、エミネム側にトラックの変更を求めるも受け入れられなかったことをツイッター上で暴露している。ちなみにタイラーは昨年リリースの最新作『フラワー・ボーイ』で、自分が同性愛者であることを示唆。過去にもエミネムは性差別表現を含むリリックが同性愛嫌悪だと批判されており、そのたびに差別的な意図はないと否定してきたが、今回ばかりは「言い過ぎてしまった」と謝罪。エミネムのラッパーとしての功績はいまや誰もが認めるところだが、その言動の危うさについては改めて問われるべきなのかもしれない。なお、エミネムはその後もマシン・ガン・ケリーとの壮絶なビーフを展開。ケリーへのディス曲“キルショット”が、またしてもバズを巻き起こしている。

  • いわゆるマンブル・ラップの代表的な存在として、その曖昧な発音と内容の薄さがたびたび批判されてきたことを受けてか、リル・ウージー・ヴァートはこの曲で自分のラップ・スキルを存分に見せつけている。6分近くにも及ぶ歌詞のデリバリーのなかで、彼はパテック・フィリップやフランク・ミューラーなどの高級腕時計を引き合いにしながら、自身のラグジュアリーなライフスタイルを誇示。TVアニメ『デス・パレード』のサントラからサンプリングした陰鬱なビートもさることながら、トレードマークの鼻ピアスが『ナルト』に登場するキャラクター、ペインに由来していることを曲中で明かすなど、かねてから公言してきたジャパニーズ・アニメからの影響も改めて強調している。その一方で問題視されているのが、同曲およびニュー・アルバム『エターナル・アテイク』のアートワーク。どうやらこのデザインは97年に集団自殺で消滅したカルト宗教団体「ヘヴンズゲート」のロゴを捩ったものらしく、これを見た同団体の残党メンバーは明らかに著作権侵害だと抗議。ヴァート側の対応に注目が集まっている。

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