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  • M3LL155X FKA Twigs by AKIHIRO AOYAMA September 04, 2015 1
  • Leave A Trace Chvrches by AKIHIRO AOYAMA September 04, 2015 2
  • My Love Majid Jordan ft. Drake by AKIHIRO AOYAMA September 04, 2015 3
  • This Simple Pleasure Billie Black by AKIHIRO AOYAMA September 04, 2015 4
  • Shut Down Skepta by AKIHIRO AOYAMA September 04, 2015 5
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    突然のリリースとなったFKAツイッグスの最新EPは、ビヨンセの最新作にフックアップされて一躍注目を浴びた気鋭のプロデューサー、ブーツと組んだサウンドも相変わらず鮮烈な一枚だった。ただ、それに付随して公開された16分強のショート・フィルムを見るにつけ、ツイッグスの表現はつくづくビジュアルもひっくるめたトータル・アートなのだと実感させられる。おぞましくも美しくもある擬人化されたチョウチンアンコウ、『アンダー・ザ・スキン』を直接的に髣髴させるダッチワイフと愚かしい男との交わり、妊娠と出産、複数箇所で挿入されるコンテンポラリー・ダンス等々、女の神秘性が様々なイメージに乗せて表現される、示唆と謎に富んだアート・フィルム。凄まじすぎて心が震える、超必見の作品です。

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    「もしオレたち男2人が隠れてローレン1人を雑誌の表紙にしていたら、もう20万枚は売れていただろうな」。彼らは最近のインタヴューでそんなことを語っていて、確かにマーケティングの論理に従うならばその通りだと思う。そういえば以前にもローレンはオンライン上の女性蔑視についてコメントを出していた。これらの発言は、決して大勢に流されることなく自己を貫く、彼らの気骨のあるアティチュードを伝えるものだが、こと音楽については超キャッチーでポップスのど真ん中を外そうとしないのが彼らの素晴らしいところ。間もなくリリースとなる二作目『エヴリ・オープン・アイ』からのリード・シングルも、前作にも増してポップな、直球のエレクトロ・ポップ。

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    ディアンジェロやケンドリック・ラマーの名前を挙げるまでもなく、今年アーバン・シーンがとんでもない盛り上がりとなっているのは今や誰もが知るところ。その中でも、王位は誰にも渡さないとばかりに最近とみに気を吐いているように見えるのがドレイクだ。ミーク・ミルに吹っかけられたビーフに対して、立て続けにアンサー・ソングを発表することで圧倒してみせたのも記憶に新しい。この楽曲は、彼の設立したレーベル〈OVOサウンド〉所属の2人組による最新シングル。“ホールド・オン・アイム・ゴーイング・ホーム”にも通じるメランコリックなサウンドに乗って彼らの歌声が狂おしく響き渡る、これぞ〈OVOサウンド〉と言いたくなる、見事なR&Bナンバーだ。

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    FKAツイッグスが余りにも異形の存在感を見せているおかげで、突出した印象はあまりないものの、彼女の後を追う女性シンガーの影はロンドンからちらほらと見え始めている。その筆頭は〈ピッチフォーク〉でも絶賛されていたナオだが、このビリー・ブラックも今後に要注目の1人。ジャジーな歌声とメロディはエリカ・バドゥ辺りにも通じるR&B直系ながら、ミニマルな音像やハウスやガラージからの反響が伺えるサウンドは完全にブリティッシュなセンス。ヴィデオは、英国のR&B勢にはもはやお馴染みとなった感のあるストリート・ダンスがフィーチャーされています。

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    ゼイン・ロウと並んでアップル・ミュージックのラジオ〈ビーツ1〉の看板DJに選ばれたロンドンのDJ、ジュリー・アデヌガは元々〈リンスFM〉出身で、調べてみると実はスケプタやJmeと兄妹。そんなわけで〈ビーツ1〉を聴いていると、今またグライムが世界的に注目されつつあるんじゃないかと思ったりもします。オリジネイターであるワイリーは今でも精力的に活動しているものの、こじんまりしたアンダーグラウンドに留まり、ディジー・ラスカルは売れ線に転向したのはいいけれど、その路線も飽きられた感がある今、グライムの王者と呼べるのは間違いなくスケプタ。この“シャット・ダウン”は、ドレイクもエズラ・クーニグも番組で選曲していた最新シングルで、切れ味の鋭いフックがたまらなくカッコいい。

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