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  • Idontknow Jamie xx by YUYA WATANABE June 08, 2020 1
  • claws Charli XCX by YUYA WATANABE June 08, 2020 2
  • I Know Alone Haim by YUYA WATANABE June 08, 2020 3
  • Stuck with U Ariana Grande & Justin Bieber by YUYA WATANABE June 08, 2020 4
  • Gooba 6ix9ine by YUYA WATANABE June 08, 2020 5
  • 公衆電話に近づいていくと、ひとりの女性が受話器を手にしている。ビートの背後からうっすらと聞こえてくる呼び出し音。どうやら相手にはつながらなかったようで、女性は電話ボックスをあとにして深夜のベルファストを歩き出す。人影が消えた路上。その不穏なムードを掻き立てるサイレン。彼女の動作は激しさを増していき、唐突にビートは加速。途中でベンチに座った女性は、スマートフォンの画面を確認し、苦悶の表情を浮かべる。再び立ち上がるも、あきらかに焦りと苛立ちを募らせていく女性。しかし、その視線の先に一台の青い車と友人(恋人?)を見つけると、彼女の表情は一変する。駆け寄り、抱きしめ合う二人。主演と振付は地元ベルファストのダンサー、オーナ・ドハーティ。2020年3月にワンテイクで撮影された、北アイルランドがロックダウンされる前夜の記録。

  • ガラスを爪でひっかくような電子音と共に、チャーリーは冒頭から何度も「あなたが好き」と繰り返す。その言葉だけを受け止めると、“クロウズ”はありがちなラヴ・ソングにも聴こえるかもしれない。だが、一方でチャーリーはこうも歌っている。「私を取り戻したい?/わかるよ、私も一人ではいたくないし」「もしあなたを泣かせたらごめんね」。ここで思い出されるのが、2017年にチャーリーが発表した“ボーイズ”だ。スウィーツを嬉しそうに頬張ったり、派手なピンクで着飾った男たちを映し出すことによって、旧態然とした男らしさから男性を開放させた“ボーイズ”のMV。そんな男女のイメージを反転させようとする狙いは、確かに“クロウズ”にも込められている。ボーイフレンドのハク・クオンと自宅で撮影したMVにパンデミック以降の状況を反映させながら、ジェンダー観のアップデートを改めて示した、キュートなインダストリアル・ポップ。

  • TR-808で打ち込まれた、UKガラージ風のシャッフル・ビート。そして冷たいエレクトロニック・サウンドをまといながら、ダニエル・ハイムはそっと歌う。「誰も知らない孤独を、私は知っている」。屋外のバスケット・ボール・コートで、無表情に踊る3人。時折スマートフォンの画面をスワイプするような仕草も交えた彼女たちの動きは、終盤のブレイクで倍速になり、感情が追いつかないまま急き立てられていく様が描かれていく。ツアー生活から日常に戻ったときの虚しさから生まれたというこの曲は、コロナ渦にある人々の思いと期せずして重なり、彼女たちはこのミュージック・ヴィデオを定点カメラで急遽撮影。監督は、ハイムの映像作品ではお馴染みのポール・トーマス・アンダーソン。そして振り付けは、姉妹3人とフランシス&ザ・ライツが共同で手がけている。

  • LAとカナダでそれぞれ隔離生活を送っているアリアナとジャスティンは、このドゥーワップ調のポップ・バラッドをリモートで制作した。今も身動きがとれない生活をつづけているすべての人々に向けられた彼らの言葉には、COVID-19に対する人間の無力さも込められている。また、この曲の発表に先立って、アリアナとジャスティンは双方のファンに「卒業式のときに着るはずだったドレスやスーツで踊っている動画を送ってほしい」と呼びかけていた。そこで実際に集められた動画をもとに制作させたのが、このミュージック・ヴィデオ。出演しているのは、もちろんジャスティンとアリアナ(と双方の恋人)、彼らのファン。さらにデミ・ロヴァート、2チェインズ、ジェンナー姉妹、グウィネス・パルトロウ、チャンス・ザ・ラッパーら、錚々たるセレブリティーたちも、それぞれの自宅で収録した映像をこのMVに寄せている。この曲の収益は、慈善団体ファースト・リスポンダーズ・チルドレンズ・ファウンデーションに寄付される。

  • 喘息によるウィルス感染重症化のリスクが高いという理由で、6ix9ineは自宅軟禁および早期釈放を要求。これを裁判所が受け入れ、6ix9ineは本来の予定よりも4ヶ月早く出所することになった。それから間を置かずに発表されたのが“Gooba”のミュージック・ヴィデオだ。彼はこのMVで足首につけた受刑者監視用GPSを見せつけながら、自身のカムバックを声高に宣言。そして、ヘイターたちをこれでもかと挑発していく。「コロナウィルスよりも前から俺は流行ってたぜ」「お前らが俺のことをツイートして、俺はトレンド入り/それを見てお前らは悲しんでる」。そんな彼の思惑通り、“Gooba”はツイッターやインスタグラムの話題を独占。公開初日で4,300万回が再生され、「YouTubeで24時間以内に最も再生されたラップ・ソング」の歴代新記録を打ち立てた。低俗なリリックと稚拙なラップ・スキルへの揶揄も、数々の容疑に対するバッシングも、この人にとっては追い風となってしまう。同曲は全米チャートで初登場3位。同じく初登場の“スタック・ウィズ・U”に1位の座を阻まれる結果となった。

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