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  • 白い光の朝に (Trailer) 平賀さち枝とホームカミングス by RYOTA TANAKA August 08, 2014 1
  • High School Love Teen Runnings by RYOTA TANAKA August 08, 2014 2
  • 恋のファンフェアー 星野みちる by RYOTA TANAKA August 08, 2014 3
  • まとめを読まないままにして (2014/7/3 渋谷WWW) 空気公団 by RYOTA TANAKA August 08, 2014 4
  • お盆 Hi,how are you? by RYOTA TANAKA August 08, 2014 5
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    先日アナウンスされた、東京のシンガー・ソングライター、平賀さち枝と京都のバンド、ホームカミングスの共作CD。リリースは9月と少し先だが、予告編動画が公開されている。断片的にしか聴くことはできないが、平賀の軽やかな歌声を触媒として、バンドはこれまででもっとも柔らかな演奏を引き出されている印象だ。特に耳を引いたのは、ホームカミングスのヴォーカル、畳野彩加の歌声。平賀さち枝の薄紅色の可憐さをふわりと舞い踊らせるような歌声は、すでに衆知の魅力ではあるが、バンドにとっては初の日本語詞を扱った畳野の歌からは、シャツのボタンを一番上まで止めるような丁寧さと初々しさが醸されており、彼女の声特有の澄んだ青さをいっそう凛とさせている。今年もっとも素敵さの香るコラボレーションだろう。

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    そして、ホームカミングスとは〈セカンド・ロイヤル〉の元レーベル・メイトである3人組バンド、ティーン・ランニングスが2ndアルバムを完成。今回は〈セカロイ〉からでなく、自ら立ち上げたレーベル〈サウナ・クール〉からのリリースとなった。これが、驚くほどにポップとしての爆発力を高めた、見事なブレイクスルー・アルバムとなっている。前作でのうつむき加減にギターを弾いてた姿とうってかわり、ご機嫌に肩を左右に揺らしながら、大きな声で太文字のメロディを歌う少年の姿がここにある。この“ハイ・スクール・ラヴ”は、アルバムでも1、2を争う強烈なフックを持った1曲。幸運なことに前情報を入れずに聴くことができたのだが、キーの高いメロディと、キラキラと輝くギター・サウンド、前しか見てないダンサブルなドラムに、彼らの新音源とはまったく想像がつかず、すわ、どこぞの最高なガールズ・バンド!と思ったほどだった。

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    奇しくも同タイミングのリリースで、ティーン・ランニングス新作と双璧な完全無欠のポップ・アルバムという感想を抱いたのが、彼女の最新作『E・I・E・N VOYAGE』。はせはじむと佐藤清喜というポップ名人が腕をふるった、〈スタックス〉に〈ナイアガラ〉、AORからエレクトロ・ポップまで古今東西のガールズ・ポップ・フルコースには舌をまくしかないのだが、ここでは、フィラデルフィア・ソウル~ダンス・クラシック的なこの曲を。きらびやかなホーン、爽やかなストリングス、とかく丹念に磨き上げられたアレンジに、〈コロムビア〉期の堂島孝平を思ったり。

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    6月に京都メトロで見たDODDODOのライブに大変な感動を覚えたのたが、そこでパフォーマンスされた“夕日”に感極まりながら、この曲のことも頭に浮かんでいた。きれいなもの、かっこいいものを指して「でも、わたしには○○すぎる」と歌う“夕日”と、「真っ白い靴が汚れている/それぐらいがなんだか好きなんだ」という言葉から始まる“まとめを読まないままにして”。両極は近しい感情を綴っているような気がしたのだ。漂白された世界のなかで感じるそぐわなさ、それは自分の言葉で言うなら21世紀への違和感というようなもので、2曲は微細な心の動きをできる限り齟齬のない言葉に置き換えんとすることで、すぐさまファイリングされアーカイブされる潮流へと、ささやかに抵抗しているように思う。それは『グランド・ブダペスト・ホテル』においてウェス・アンダーソンが念じ込めていた、今や幻影と化した美徳への執着にも似ていて。このライヴ映像は、7月3日の渋谷WWWにておこなわれた「キセルと空気公団」から公開されたもの。曽我部恵一バンドらでおなじみオータコージをドラムに加え、ゆっくりと、だが堂々たる足どりで曲を推進していく彼のドラミングにより、その芯の強さはいっそう顕となっている。

  • 平賀さち枝とホームカミングスのトレイラーでもカメラマンとして一瞬写っていた原田くんの男女デュオ、ハイハワユー。彼らの2ndアルバム『さまぁ〜ぎふと』のリリース告知とあわせてアップされたのがこちらのPV。videotapemusicが監督し、タイトルの“お盆”通りに、幼少期の夏休みの出来事を捉えた映像が抜粋されている。全編から漂う「8がつってすてき」感には、おとなこそ微笑まずにはいられないだろう。今年の2月にリリースされた前作『?LDK』は、バンドに対するローファイなイメ-ジを捉え直すかのごとき、〈クレプスキュール〉作品にも似たリリカルな傑作であったが、今回のアルバムは演奏面での丁寧さを引き継ぎつつ、メンバー2人のアバウトでファニー、うだつのあがらない若者たちというチャームがいっそう引き出されている予感。残暑を過ごすのにうってつけのアルバムに期待だ。

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