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  • Derni re Danse Indila by MASAAKI KOBAYASHI February 05, 2014 1
  • Daughters We Were Evergreen by MASAAKI KOBAYASHI February 05, 2014 2
  • Boring Angel Oneohtrix Point Never by MASAAKI KOBAYASHI February 05, 2014 3
  • Patouseul Katerine by MASAAKI KOBAYASHI February 05, 2014 4
  • Can't Rely on You Paloma Faith by MASAAKI KOBAYASHI February 05, 2014 5
  • (昨年末に買った曲ですが)フランスのシングル・チャートで上昇し、ここ数週間は、ファレルの“ハッピー”に及ばず2位をキープ中。名前や顔立ちでおわかりのように、インド系フランス人シンガー。これまで、ユースーファ、ローフ、ソプラノ等人気ラッパーの曲にフィーチャーされた経験があり、彼女の選ぶ、言葉のセンス、そして、単にオリエンタルとかいう言葉では形容できない節回しや発声も面白い。例えば、ここに描かれているように、肩がぶつかっただけでも、人種の違いによる偏見からくる嫌がらせではないかと考えてしまうほど、インディラさんは、フランスの日常に潜む人種差別主義に対して心を痛めて、この先どうすればいいの、状態。それでも、ドクター・ドレーの“ネクスト・エピソード”を思わせるトラックで歌っているということは、次のエピソードが何かあるんでしょうね。

  • オスカー・シーズンとは全く関係ないとは思いますが、これは、もう、アカデミー短編アニメ賞を受賞した1982年のズビグニュー・リプチンスキーの『タンゴ』のコンセプトを、生身の人間で、ウィ・ワー・エヴァーグリーンの三人もまじえて再現してみましたっ!という作品ですね。しかも、編集点なしの長廻し一発撮りであることをあえて強調するかのような振付がなされていて、なかなか茶目っ気がある。リプチンスキーは『タンゴ』の後にポーランドからアメリカに移住。80年代前半は、アート・オブ・ノイズ“クローズ(トゥ・ザ・エディット)”や"ルー・リード“オリジナル・ラッパー”をはじめ、個性的なミュージック・ヴィデオをコンスタントに撮り続けていたので、このあたりで、彼の仕事の再確認も面白いかもしれません(ただ、MV以外の映像作品は既に結構引用や参照されてますかね)。

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    「走馬灯のように駆け巡る」という日本語の表現がありますが、ここでは、それを、英語で言うところのエモジ(絵文字)、それもおもにマックのOSXのものを使って、恐らくは走馬灯の何倍もの速さで展開してゆく、と言えばいいのでしょうか。臨死体験は未体験なのでなんとも言えませんが、『エンター・ザ・ボイド』のアレとはまた異質の衝撃みたいなものがあります。画面を占める白い領域の大きさもインパクト大。人の一生を表現した作品という観点からは、このヴィデオの数週間後に発表されたパーティ・サプライズの“ワーキング・アウト” (注:この動画はアップロードしたユーザーによって年齢制限が設けられています、http://www.youtube.com/watch?v=4Qp9f9U2cTA&feature=youtu.be&a)との比較も(あまりに違っていて)おもろいかな、と思います。

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    アホですねえ、この人。「一人ぼっちじゃない」と繰り返す曲だからといっても、これって、アブない人と思われて、保護されて取り囲まれて護送されてるだけですからねえ……この45歳のおっさんは、CDの日本盤化は2002年の『8番目の天国』を最後に滞ってしまっているけれども、その後ももちろん本国フランスでは順調にアルバムを出し続けている(フィリップ・)カトリーヌ。これから出る最新作からの先行第三弾で、今のところ三曲ともブギー路線、で、これが一番ストレート。ダフト・パンク人気で、もっと注目されてもよかった、フランスで根強い人気があるブギーに、才人カトリーヌがどんなアプローチを見せるのか、ってとこですかね。

  • 「“テイク・ミー・アウト”のリフ使いたい時は、訊いてくれよ」とフランツ・フェルディナンドのアレックスが(プロデューサーのファレルに向けて)ツイートしたことで注目された曲。それよりも、これ、ファレル自身がプロデュースした、昨年を代表するポップ・ヒット“ブラード・ライン”の焼き直しにも聴こえる。そもそも、その“ブラード・ライン”が、マーヴィン・ゲイの“ゴット・トゥ・ギヴ・イット・アップ”に似てないか、とか実はファンカデリックの“セクシー・ウェイズ”(“ブラード・ライン”にはほとんど心動かされなかったけど、こっちは今聴くともっとよく聴こえた)を無断でサンプルしてるんじゃないの、とか散々問題となっていたわけで……パクリ疑惑炎上がプロモのスタイルになってきた?で、この曲の主役、パロマ・フェイス嬢は、ジェイムス・ブラウン(の“ブルース&パンツ”)みたいなサウンドの曲にしたから、彼みたいに歌ってくれと指導されたかのようで、もう……。おまけに、もう一つ付け加えておくと、曲間に聞こえる「I don't know what this world coming to」というジェシ・ジャクソンの名文句は、パブリック・エネミーの曲では、ジェイムス・ブラウンの曲とセットでサンプルされているので、もう何がなんだか……。

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