>>>2016年のベスト・アルバム5枚
>>>2016年のベスト・ソング曲
>>>7インチ収録のオノシュンスケによるカヴァー・バージョン。
なによりもアノーニなんですが、もはや日本語のメディアでは日の目を見なくなったダンス~電子音ものでアルバムは固めました。このほかでは石野卓球、マーク・プリチャードとかプラッドとか、ベテランのアルバムは軒並み最高だった。あ、ついにはシッピングのミスで届かず、聴けずじまいで判断できず(試聴的にはばっちりだったんだけど、なにぶんね)だったダムダイク・ステアとかも絶対アレなんですが、とりあえず除外系で。
とにかく今年はBandcampとかBoomkatとか巡って、なんとなーくいい音源に出会えるコツとかわかってきて、いろいろ聴きまくって、音買うの楽しかったな~という1年でした。が、上記にはそんなにその手の音源が反映されてなくてすいません。レコード・ショップに足繁く通い、12インチがわりと音源購入の種だった世代としては、サブスクは物足りないというか、あれは大型輸入CD店の試聴機がいつでも呼び出せる感覚で使ってるかも。あとは、そのあたりで足りないのは、あのだーっといろんな音源とレヴューが載ったページがウェブ・メディアでないよなーとか。欲しいなーとか。
そして、D.A.N.。最高でした(アルバムもすばらしかったんだけど、最後にリリースしたシングルが良過ぎましたね~)。ロンドンの若いディープ・ハウス勢がおもしろくて、ちょっと気になるところ。あとは坂本慎太郎のこの曲、不寛容という言葉があまりにもなし崩しに猛威をふるった1年を考えると、ダンスフロアを愛するものとして、この楽曲はうれしい反面、なぜ日本のダンス・カルチャーからこういったものが出て、こなかったのかということを考えてもしまいました。
〈サインマグ〉のライター陣が選ぶ、
2016年の私的ベスト・アルバム5枚
&ベスト・ソング5曲 by 清水祐也
2016年
年間ベスト・アルバム 75