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  • good 4 u Olivia Rodrigo by YUYA WATANABE June 23, 2021 1
  • Racist, Sexist Boy The Linda Lindas by YUYA WATANABE June 23, 2021 2
  • Build a Bitch Bella Poarch by YUYA WATANABE June 23, 2021 3
  • Like I Used To Sharon Van Etten & Angel Olsen by YUYA WATANABE June 23, 2021 4
  • Yonaguni Bad Bunny by YUYA WATANABE June 23, 2021 5
  • 失恋の痛みをメランコリックに表現した“ドライヴァーズ・ライセンス”と“デジャ・ヴ”から一転、オリヴィアはこの曲で元カレを皮肉たっぷりに罵り、怒りを爆発させている。フォトグラファーのペトラ・コリンズが監督したMVでは、2009年公開の青春ホラー映画『ジェニファーズ・ボディ』が全編にわたって引用。さらに、三池崇史監督作『オーディション』を連想させるラテックス製の黒いロング手袋や、アン・ハサウェイの映画デビュー作『プリンセス・ダイアリーズ』を参照したチアリーティングのユニフォーム姿なども織り交ぜながら、オリヴィアは元カレへの猟奇的な復讐劇を演じていく。初期パラモアやアヴリル・ラヴィーンあたりを彷彿させるバンド・サウンドのみならず、ヴィジュアル面においても2000年代カルチャーを大々的にオマージュした、痛快なポップ・パンク。

  • アジアとラテンをそれぞれルーツとする4人は、現在10~16歳。バンド名は、山下敦弘監督の2005年作『リンダ リンダ リンダ』に由来するという。ドキュメンタリー『クラウディア・キシ倶楽部』への楽曲提供、同じくNetflix映画『モキシー~私たちのムーブメント~』ではカメオ出演もしていた彼女たちは、地元LAの公共図書館が主催するオンライン・イベントに出演。そこで初披露されたのが、このパンク・ソングだ。「ロックダウンになる少し前、クラスの男の子が『父さんから中国人に近づくなと言われた』と私に言ってきました。『私は中国人だ』と伝えると、彼は私から離れていきました。そんな経験を基に書いた曲です」。最年少のミラ・デ・ラ・ガルザがそう紹介したあとに演奏された同曲は、ソーシャル・メディアで一気に拡散。トム・モレロ、ヘイリー・ウィリアムス、クエストラヴ、サーストン・ムーアらも彼女たちを絶賛した。パンデミック以降のアジア系アメリカ人が置かれている状況を誰よりもストレートに表現した、アンチ・ヘイト・アンセム“レイシスト・セクシスト、ボーイ”。この曲のリリース後、彼女たちは〈エピタフ〉との正式契約を発表している。

  • 好みのテディベアを安価で作れる「ビルド・ア・ベアー・ワークショップ」に倣って、このMVは「男性のためにデザインされた女性を作る工場」が舞台となっている。製造された女性の一人を演じるベラ・ポーチは暴動を起こし、解放された女性たちとともに工場を破壊。自分を棚にあげて女性に完璧さを求めてきた男性への反撃を開始する。世界3位のフォロワー数を抱える人気TikTokerである一方、日頃から容姿に対する不当なプレッシャーに晒され、地元フィリピンからアメリカに移住してきた頃は過酷ないじめも受けたというベラ。そんな彼女の実体験から生まれた2分間のダーク・ポップ“ビルド・ア・ビッチ”は、当然のようにTikTokで大ヒット。このMVもデビュー曲としては歴代最高の初週視聴回数を記録した。ちなみに彼女は退役軍人という経歴をもっており、アメリカ海軍として日本に駐留していた時期もあるという。『ヴォーグ』の取材で、昨今のアジア人に対するヘイト・クライムについて意見を求められた彼女は「もしだれかが攻撃されているのを見たら、私は軍で学んだすべてを用いてそれを阻止します」と述べている。

  • 同じレーベル〈ジャグジャグウォー〉に所属し、かねてからお互いに敬意を抱きながらも、これまで共演の機会はなかった両者。そこで昨年6月にシャロンからコンタクトをとり、完成前のデモ音源をエンジェルに渡したことから、現代屈指のシンガーソングライター二人による夢のコラボレーションがここに実現した。ブルース・スプリングスティーン“ボーン・トゥ・ラン”を思わせる幕開けから、フィル・スペクター風のウォール・オブ・サウンドへと展開していく“ライク・アイ・ユーズド・トゥ”は、双方ともに関わりが深いジョン・コングルトンがサウンド・プロデュース。最初のヴァースをシャロン、2番はエンジェルが担当し、コーラスでは二人が絶妙なハーモニーを披露している。コロナ禍の不安と甘美なノスタルジアが交錯した、壮大なパワー・バラッド。

  • 和食居酒屋でひとり寂しげにワインを飲むバッド・バニー。酒に酔った彼がいつも思い出すのは、ある女性のことだ。翌朝、バニーは身支度を整えて朝食をとり、8匹の犬を散歩させるために街へ繰り出す。その後も気を紛らわすべく、空手、絵画教室、ラジコン、ビデオ・ゲーム、ヨガなどに打ち込むバニー。しかし、太腿に『ポケモンGO』のタトゥーを入れても、パーティでハメを外してみても、やっぱり彼女のことが頭から離れない。すると映像は突如アニメーションに切り替わり、満開の桜並木を背にしたバニーは日本語でこう歌い出す。「今日はセックスしたい/でもあなたとだけ/どこにいますか?/どこにいますか?」彼女がいるならどんなに遠くてもそこに行く。日本最西端に位置する与那国島を引き合いにして、バニーはそう歌っている。ラテン界のスーパー・スターが愛する人への想いを綴った、メロウなレゲトン・チューン。

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