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  • Pretty Pimpin Kurt Vile by YUYA SHIMIZU July 27, 2015 1
  • Wildwood Steve Gunn by YUYA SHIMIZU July 27, 2015 2
  • Safe House Sir Richard Bishop by YUYA SHIMIZU July 27, 2015 3
  • Kelelewar Koes Barat by YUYA SHIMIZU July 27, 2015 4
  • Parade Kevin Morby by YUYA SHIMIZU July 27, 2015 5
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    朝起きて鏡に知らない男が映っていると思ったら、それは自分自身だった――そんなアイデンティティ・クライシスを歌ったのが、ウォー・オン・ドラッグスのギタリストでもあったフィラデルフィアのシンガー・ソングライター、カート・ヴァイルの新作『ビリーヴ・アイム・ゴーイン・ダウン』からのリード・トラック。70年代のサザン・ロック・バンド、レイナード・スキナード風のギター・リフが渋いこの曲のヴィデオでは、カートの分身が増殖し、部屋の中を歩き回る。ちなみに駐車場でドラムを叩いているのは、アルバムにも参加しているウォーペイントのステラ・モズガワ。そういえば先日ジェイミー・エックス・エックスがテレビ出演した際もドラムを叩いていたけど、実は彼女にも分身がいたりして?

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    そんなカート・ヴァイルのバンド、ヴァイオレーターズのギタリストでもあったのが、先日〈マタドール〉移籍を発表したスティーヴ・ガン。ベテラン英国人ギタリストのマイク・クーパーや、ヴァージニア州のブルー・グラス・バンド、ブラック・ツイグ・ピッカーズとのコラボ作などもリリースしている彼だが、こちらはウィルコのメンバーもお気に入りだという昨年のソロ・アルバム『ウェイ・アウト・ウェザー』からの一曲。ジャズ・ドラマーのビリー・ヒギンスとのデュオ作で知られるギタリスト、サンディ・バルあたりを思わせる中近東風の旋律が印象的で、どこか寂しげな雰囲気が、タイトルにもなったニュージャージー州ワイルドウッドのウォーターパークや、明け方のシャッター通りを歩く映像とマッチしている。

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    中近東風のギターということで紹介したいのが、あのアニマル・コレクティヴにも多大な影響を与えたアヴァン・ロック・バンド、サン・シティ・ガールズのサー・リチャード・ビショップの最新ソロ作からのこの曲。レバノン系移民ということもあり、〈ドラッグ・シティ〉からの前作でも“ラシード・アル・カヒラ”を名乗ってアラブ音楽に傾倒していた彼が、本作ではついにモロッコのタンジールに飛び、現地録音を敢行。高速ギター・カッティングに合わせてペルシャ絨毯のようにカラフルな写真のスライド・ショーが流れる中、絶妙なタイミングで自撮りの記念写真が挿入されるのがなんだか笑える。でもずっと聴いてたら、ターバンを巻いたテツandトモみたいに聴こえてきたのなんでだろう~。

  • リチャード・ビショップの兄弟であり、辺境サイケ・レーベル〈サブライム・フリークエンシーズ〉のオーナーとして、オマール・スレイマンらを発掘、紹介してきたアラン・ビショップ。そんな彼がシアトルの盟友マスター・ミュージシャンズ・オブ・ブッカケ(注:バンド名です)をバックに、以前からお気に入りだったインドネシアのジャカルタ出身バンド、クース・プラスの曲をカヴァーするという企画バンドがこちら。〈サブ・ポップ〉からレコード・ストア・デイ限定でリリースされた趣味性の高い作品だが、そのオリエンタルなサイケ・サウンドから、ジャカルタ生まれのヴォーカリストがいた日本のカルトGSバンド、ザ・トーイズを連想してしまったのは自分だけかもしれない。

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    最後に紹介したいのが、ニューヨークのサイケデリック・フォーク・バンド、ウッズのベーシストだったケヴィン・モービー。ダーティー・プロジェクターズやジュリアナ・バーウィックを輩出した〈デッド・オーシャンズ〉への移籍が決まっている彼も、昨年のソロ・アルバム『スティル・ライフ』から、ラムチョップのギタリストでもあるウィリアム・タイラーの妹が監督したヴィデオを公開。現在はロサンゼルスに暮らす彼が、18歳の時に地元カンサスから上京し、7年間を過ごしたニューヨークという街、そして故ルー・リードに捧げたこのバラードに登場する“ローリー”というのは、ルー・リード夫人のローリー・アンダーソンのことなんだろうか。ラストでフラッシュバックする若き日のケヴィンの姿にも涙。

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