SIGN OF THE DAY

〈サインマグ〉のライター陣が選ぶ、
2017年のベスト・アルバム、ソング
&映画/ドラマ5選 by 岡村詩野
by SHINO OKAMURA January 01, 2018
〈サインマグ〉のライター陣が選ぶ、<br />
2017年のベスト・アルバム、ソング<br />
&映画/ドラマ5選 by 岡村詩野

>>>2017年のベスト・アルバム TOP 5

5. SFV Acid / Sense (Sore)

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2017年のベスト・アルバム、ソング<br />
&映画/ドラマ5選 by 岡村詩野

4. John Carroll Kirby / Travel

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2017年のベスト・アルバム、ソング<br />
&映画/ドラマ5選 by 岡村詩野

3. Moses Sumney / Aromanticism

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2017年のベスト・アルバム、ソング<br />
&映画/ドラマ5選 by 岡村詩野

2. Josiah Steinbrick / Meeting Of Waters

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2017年のベスト・アルバム、ソング<br />
&映画/ドラマ5選 by 岡村詩野

1. Sam Gendel / 4444

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2017年のベスト・アルバム、ソング<br />
&映画/ドラマ5選 by 岡村詩野



>>>2017年のベスト・ソングTOP 5

5. 亀と山P / 背中越しのチャンス

4. 吉田省念 / Fountain

3. 坂本龍一 / ZURE(KUKANGENDAI REMODEL)

2. Arch / 流符

1. 台風クラブ / 相棒



楽曲は国内アーティスト限定、アルバムは海外アーティスト限定……主に西海岸周辺からの選出です。ジャズを軸にヒップホップ、R&B、ソウル、エレクトロニカなどをクロスオーヴァーさせた音が米西海岸でますます数多く散見されるようになり、特に昨年後半はそれらの音楽家を夢中になって聴いていました。そして、実際に一見接点のなさそうなサンダーキャットとモーゼス・サムニーに共通するプレイヤー周辺を掘り下げていくと、多くが一聴する分にはとてもコンフォタブルな作品を発表していることに気づきます。

それは、言ってみれば鞣した音としての新時代のニュー・エイジ・ミュージック。様々な音楽を大胆にミックスさせるプロセスをとうに通過した後に辿り着いたのがイーノもかくや……のアンビエント・スタイルだったりする事実に、もう一つのポップ・ミュージックの今を感じてしまったのです。

なぜなら、その「鞣した音」の背後にどんなルーツが隠されているのか、ここに至るまでにどのようなプロセスを経てきたのか……を聴き込んで想像し探し出すスリルと楽しさは、なんだかんだで長い歴史を重ねてきたポップ・ミュージックの豊かさを知ることにもなるからです。そして、サム・ゲンデル(exインガ)がジェフ・パーカーやルイス・コールだけじゃなく、SFV Acidやサム・アミドンとも繋がっていたり、ジョサイア・ステインブリックがデヴェンドラ・バンハートの作品なども手がけていたり……といった実際にフィールドを越境した人脈がそれを紐解く手がかりになりえるのではないかと。

一方、楽曲5曲は台風クラブやバレーボウイズの人気で注目が続く京都のアクトが中心。亀と山Pは例外、でももしかしたら一番聴いたかも……ということで御免。台風クラブ、バレーボウイズ、おとぼけビ~バ~らがプチ・ブレイクした今の京都は確かに面白い。あとは、ceroやスカート、吉田ヨウヘイgroupや岡田拓郎、あるいはプロデュースなどの裏方仕事もこなしながら暗躍するayU tokiOやカントリー・ロックのポニーのヒサミツのような、東京のポップス新時代と共振する現代的で垢抜けてるけど大衆的な感覚も持っているポップ・クリエイターが京都からも登場してくることを願っています。そんな中で発見した、ANARCHY以降なかなか出会えなかった京都産ラッパー/ヒップホップ・グループ=Archには今年大いに期待したいと思っています。


〈サインマグ〉のライター陣が選ぶ、
2017年のベスト・アルバム、ソング
&映画/ドラマ5選 by 沢田太陽


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