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必読必勝総力特集:
〈サマーソニック2015〉
100パーセント完全攻略ガイド
by YOSHIHARU KOBAYASHI July 31, 2015
必読必勝総力特集:<br />
〈サマーソニック2015〉<br />
100パーセント完全攻略ガイド<br />

今年の〈サマーソニック〉は一味違う。例年にも増して、ポップ音楽の“今”が余すことなくぎっしり詰め込まれている。さあ、これをどう楽しみ尽くすべきか? ここに、〈サイン・マガジン〉による完全攻略ガイドをお届けしましょう。

〈サマーソニック〉のラインナップを眺めれば、今の音楽シーンの状況が手に取るようにわかる。今年で初開催から16年目。昔と出演者の顔触れは様変わりしても、その一点は決してブレることがありません。いや、むしろ、ここ数年のほうが、〈サマーソニック〉の“ポップ音楽の流行見取り図”としての完成度は高まっている。と言っていいのかも。

だって、考えてもみてください。今年はファレル・ウィリアムスやアリアナ・グランデを筆頭に、いわゆるポップ・アクトが多数出演。それが時代の流れを反映しているのは明らかです。そう、特にここ一年に顕著な動きとして、アメリカのヒット・チャートでは大文字のポップが勢いを増している。それも、アリアナの最新作のようにアンダーグラウンドの新しい動きも意欲的に取り入れたポップというよりかは、80年代MTVポップを思わせる、とにかく派手でわかりやすくて煌びやかで、ウェルメイドなポップ音楽。今年のラインナップで言えば、ウォーク・ザ・ムーンやシェパードやエコスミスあたりはまさにそれ。うーん、そうか。と少し及び腰にはなりますよ。勿論。でも、こういった最新のポップ・シーンの動きをきっちり押さえているフェスは、国内外を見渡してもほぼ見当たらない。真面目な話、そこには一目を置くべきでしょう。

勿論、今年のラインナップのポイントはそれだけではありません。新時代のアミューズメント・ミュージックの王者に君臨することになったEDM勢が存在感を増しているのは当然のこと、インディ新世代の注目株やベテランの美味しいところも綺麗に揃っています。うむ、EDMか。とは思う。そりゃ思う。しかし、その一方、この顔触れをフラットな視点で見渡すと、「うーん、なるほど。よくできている!」と唸らされてしまうのも事実なわけです。それが今の〈サマーソニック〉ではないでしょうか。実際、この目利きは見事ですよ。

ということで、今年も〈サイン・マガジン〉では〈サマーソニック〉を大特集します。開催まであとわずか。でも、これを読んで、聴いておけば、予習はばっちりです。あとは実際に会場へと足を運んで、あなたにとって最高の〈サマーソニック〉を体験してください。




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