SIGN OF THE DAY

200人限定! ハインズを特別ゲストに迎えた
サインマグ主催のライヴ・イヴェント開催!
シャムキャッツ、BOYS AGE、SaToAも!
by YOSHIHARU KOBAYASHI April 02, 2016
200人限定! ハインズを特別ゲストに迎えた<br />
サインマグ主催のライヴ・イヴェント開催!<br />
シャムキャッツ、BOYS AGE、SaToAも!

改めて振り返ってみると、世界的に見て2016年上四半期にもっともバズがあったバンドはハインズだった。と言っても過言ではありません。今年デビュー・アルバムをリリースした新人に限って言えば、間違いなくそう。

勿論、彼女たちはディアーズ名義でサウンドクラウドにデモをアップした2014年の時点から既に、〈NME〉や〈ガーディアン〉などで騒がれていました。でも、2016年1月にデビュー・アルバム『リーヴ・ミー・アローン』をリリースしてからは、明らかに更なる加速がついている。

最近レヴューの点数が外し気味の〈ピッチフォーク〉は置いておいたとしても、欧米の有力メディアではアルバムが軒並み高評価。ちょうど昨日4月1日に終了したアメリカ・ツアーは、まだクラブ規模ではあるものの、単独公演はかなりの割合でソールドアウト。おまけに、6月にはブライアン・ウィルソン『ペット・サウンズ』再現ライヴのオープニング・アクトをNYで務めることまで決定していて、こりゃ勢いに乗ってるな~、と思うわけです。

論より証拠。3月15~19日に開催された〈SXSW〉での最新ライヴを見てみて下さい。なんでも今年の〈SXSW〉では17本(!)もギグをこなしたという超人気者のハインズ。小さなヴァンの中でGoProを使って撮影したこの映像は、今の彼女たちの勢いを見事に捉えています。

Hinds / San Diego (Live in Austin, TX 2016)

FIND IT AT :
Amazon MP3 & CD/iTunes Store


こうしたハインズの盛り上がりは、2016年初頭から彼女たちをプッシュしてきた我々〈サイン・マガジン〉にとっても嬉しい限り。

バンド音楽なんてもう死んだでしょ?!
と訳知り顔で語る輩を一発で黙らせる、
2016年期待の新人バンド6組をご紹介


シーンを転覆させる救世主のいない時代に
マドリード出身の女子4人組ハインズが
全世界から注目されている理由、教えます


ハインズが盛り上がっているのは欧米だけではありません。4月18日に新代田FEVERで開催される初来日公演は、既にソールドアウト! そう、ここ日本でも明らかにキテるんです。

でも、まさかこんなに早くソールドアウトするとは思っていなくて、悔しい思いをしている人も多いでしょう。そんなあなたに朗報です。

〈サイン・マガジン〉が主催する初のライヴ・イヴェント〈ロックンロール・サーカス〉が4月20日(水)に渋谷CIRCUS TOKYOにて開催決定。そこに海外からのスペシャル・ゲストとして、ハインズが登場します!

今年は〈グラストンベリー〉、〈レディング&リーズ〉、〈ベスティバル〉と海外フェスの出演で忙しく、夏に日本に帰ってこられる可能性がなくなってしまったという彼女たち。つまり、しばらくの間、ハインズのライヴはこれで見納め。FEVER公演のチケットを取りそびれた人にとって、これは絶好の機会と言うほかないでしょう。

勿論、〈ロックンロール・サーカス〉に出演するのはハインズだけではありません。日本からはシャムキャッツ、ボーイズ・エイジ、サトアが登場。読者の皆さんならご存知の通り、3組ともこれまで〈サイン・マガジン〉が自信を持ってお勧めしてきたバンドです。

シャムキャッツ / GIRL AT THE BUS STOP

FIND IT AT :
Amazon MP3 & CD/iTunes Store

Boys Age / Romance Planet

SaToA / Trees


シャムキャッツに関しては、改めて説明する必要はないはず。2010年代の日本のインディ・シーンを牽引してきたバンドであり、今、そこから更に上のステップへと登ろうとしている4人組。より詳しく知りたい方は、これまでの〈サイン・マガジン〉の記事をご覧下さい。

特集:シャムキャッツ
2014年春の記憶と共に、歴史に
刻まれた『AFTER HOURS』


シャムキャッツ interview part.1
暮れていく夕日に幸せを感じる人にも
気持ちが沈んでいく人にも、優しさと
厳しさを届けるポップを目指して


「日本のDIYマスター」と呼ばれるボーイズ・エイジは、国内外のレーベルから年に何枚もアルバムをリリースしてしまう超多作な作家。しかも、それぞれの作品のアイデアやコンセプトがいちいち面白く、一言で言えば才気が満ち溢れている。こういった才能が海外ではしっかりとしたファン・ベースを着実に築きながらも、日本ではほぼ完璧に見過ごされているのは、なんだかなあ、といった感じですが。

ボーイズ・エイジの作品群のごく一部は、以下の記事でまとめています。これで彼の才能の一端には触れられるはず。

ポップ・ミュージックは世界が舞台。そんな
当たり前の話をごく当たり前に実践し始めた
このニッポンで生まれたアクト6組をご紹介


ちなみに、彼は音楽だけではなく文章やアートワークのセンスも光っています。それは下の記事を読んでもらえばそれがわかるでしょう。トップ画像のイラストも、ボーイズ・エイジのカズによるもの。

BOYS AGE presents
カセットテープを聴け!
第一回:『サスペリア』O.S.T.


ちなみに、ハインズとシャムキャッツとボーイズ・エイジは、3組ともL.A.の〈バーガー・レコーズ〉からリリース経験があるんですよね。以下の記事に詳しいように、〈バーガー・レコーズ〉はローファイなガレージ・サウンド&カセット・リリースという、2010年代のひとつのトレンドを牽引しているインディ・レーベル。

女性版リバティーンズ?マドリードの
4人組ハインズとの対話を題材にして
2016年初頭のポップ潮流についてご説明


そのレーベル・メイト3組が初共演というのは、なかなか貴重な機会です。

Hinds / Trippy Gum

FIND IT AT :
Amazon MP3 & CD/iTunes Store

シャムキャッツ / 忘れていたのさ (We Have Forgotten)

FIND IT AT :
iTunes Store

Boys Age / Don't Gazing Me

FIND IT AT :
Amazon MP3 & CD/iTunes Store


そしてサトアは、〈サイン・マガジン〉が勝手に「日本のハインズ」なんて呼んでしまった、なんとも瑞々しいガレージ・サウンドを抜群のセンスで鳴らすバンド。彼女たちもハインズと一緒に2016年の注目新人バンドとして紹介していました。まだライヴ・デビューから1年強の彼女たち、早めにチェックしておくことをお勧めします。

バンド音楽なんてもう死んだでしょ?!
と訳知り顔で語る輩を一発で黙らせる、
2016年期待の新人バンド6組をご紹介


そんなわけで、〈サイン・マガジン〉が初めて主催するライヴ・イヴェントにふさわしいラインナップが揃った〈ロックンロール・サーカス〉。チケットはなんと3,000円! お安いです。ぶっちゃけ破格。しかも、200人限定! という超プレミア・イヴェントですよ。

開催は4月20日(水)。もう目前です。迷っている暇はありません。チケットは発売開始されているので、今すぐ手に入れて下さい!




The Sign Magazine presents
ROCK ‘N’ ROLL CIRCUS

日程:2016年4月20日(水)
会場:CIRCUS Tokyo
開場 18:00 / 開演 19:00
前売 3,000円(1ドリンク別) *限定200枚 *ソールドアウト!

*当日券(3500円+1ドリンク500円)を20日(水)18時からCIRCUS TOKYOにて30枚限定で販売します。

出演
シャムキャッツ
Hinds (from SPAIN)
BOYS AGE
SaToA




【チケット・プレゼント】
〈サイン・マガジン〉では〈ロックンロール・サーカス〉に2組4名様をご招待します。応募方法は、ツイッターの@thesignvoiceをフォローし、応募用ツイートをリツイートするだけ!

*チケット・プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

【締切】
2016年4月6日(水) 23:59

【当選者発表】
ご当選された方には、締め切り後にツイッターのダイレクト・メッセージ(DM)にてご連絡差し上げます。なお、DM送信後、2日以内にご返信いただけない場合は、当選を無効とさせていただきます。あらかじめご了承ください。
【注意事項】
・期間中、@thesignvoiceをフォローし、元の文章を含めた形で当該のツイートをリツイートした方が抽選の対象となります。
・当日は関係者窓口でのゲストリスト対応となります。必ず身分証明書をご持参下さい。
・当日は1ドリンク代500円を関係者窓口にてお支払いいただきます。

TAGS

MoreSIGN OF THE DAY

  • RELATED

    ハインズ2ndの功労者、かつ2018年最重要<br />
プロデューサー、ショーン・エヴェレットが<br />
語る2010年代のサウンド・プロダクション

    May 23, 2018ハインズ2ndの功労者、かつ2018年最重要
    プロデューサー、ショーン・エヴェレットが
    語る2010年代のサウンド・プロダクション

  • LATEST

    2022年 年間ベスト・アルバム<br />
1位~5位

    December 31, 20222022年 年間ベスト・アルバム
    1位~5位

  • MOST VIEWED

    2013年 年間ベスト・アルバム<br />
11位~20位

    December 19, 20132013年 年間ベスト・アルバム
    11位~20位