SIGN OF THE DAY
〈サイン・マガジン〉のライター陣が選ぶ、
2020年のベスト・アルバム、ソング&
映画/TVシリーズ5選 by 小林雅明
by MASAAKI KOBAYASHI
December 25, 2020
>>>Best Albums of 2020
5. Rico Nasty / Nightmare Vacation
4. Nick Hakim / Will This Make Me Good
3. Jah9 / Note To Self
2. Moor Mother, Billy Woods / Brass
1. Navy Blue / Song of Sage: Post Panic!
>>>Best Songs of 2020
5. Duck Sauce / Mesmerize
4. Le Flex / Falling
3. Bad Bunny feat. Jowell & Randy and Ñengo Flow / Safaera
2. Pa Salieu / Block Boy
1. The Revolutionaries / Kunta Kinte
>>>Best TV Series of 2020
5. SF8
4. ギャング・オブ・ロンドン
3. How to With John Wilson
2. I May Destroy You
1. ミッドナイト・ゴスペル
>>>Best Movies of 2020
5. VIDEOPHOBIA
4. ココディ・ココダ
3. 鵞鳥湖の夜
2. タイム
1. Lovers Rock
2020年は、昨年のこの欄で2019年のベスト・アルバムとして挙げたアーティストたち及びその周辺の相互作用による充実作(その多くが「最新作が最高作」説を証明)の発表が大晦日まで続いた一年としてまずは記憶。年の半ばからは、ソルトの連作アルバムやTVシリーズ『アイ・メイ・デストロイ・ユー』(BBCのTVシリーズ)をひとつのきっかけに「ブリティッシュ・ブラック」が、これまでになく気になりだし、そこにスティーヴ・マックイーン監督による5作品からなるアンソロジー『スモール・アックス』(『ラヴァーズ・ロック』はその一作で、ザ・レヴォリューショナリーズ“クンタ・キンテ”をかける場面も白眉)も発表され(映画なのかTV作品なのか、その帰属も注目されてますが)、忘れ去られた「ブリティッシュ・ブラック」の作家6名の文学作品の2021年初頭の復刊予定を知る、そんな興味関心のなかで、ブラック・ライヴズ・マターについて数年前と少し違う考え方ができたかな、と思いながら、あらためてネイヴィ・ブルーなりマイクなりを聴いたりして気づかされたこともありました。良し悪しということではなく、例えば、ラン・ザ・ジュエルズとソルト、『ファイヴ・ブラッズ』と『タイム』を並べて捉えてみることにも意味があると思います。ちなみに、ベスト・ソングの5位は、ベスト・ミュージック・ヴィデオの類です。
〈サイン・マガジン〉のライター陣が選ぶ、
2020年のベスト・アルバム、ソング
&映画/ドラマ5選 by 宇野維正
「〈サイン・マガジン〉のライター陣が選ぶ、
2020年の年間ベスト・アルバム、
ソング、ムーヴィ/TVシリーズ5選」
扉ページ
2020年
年間ベスト・アルバム 50
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- Bad Bunny
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- Nick Hakim
- Pa Salieu
- Randy and Ñengo Flow
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- SF8
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- The Revolutionaries
- VIDEOPHOBIA
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- ミッドナイト・ゴスペル
- 鵞鳥湖の夜