＞＞＞2016年のベスト・アルバム5枚
＞＞＞2016年のベスト・ソング5曲
個人のベスト10は自分がやっている〈Monchicon!〉というサイトで発表してしまったので、その中から〈サイン・マガジン〉のベスト75に全くかすらなかったロックのアルバム5枚と、それぞれのフェイヴァリット・ソングを選んでみました。
比喩ではなく本当にロック（の象徴）が死んでしまった昨年、世相を反映してか大上段に構えた重苦しい作品も多かった一方で、本当にリスナーの心を掴んでいたのは、パイングローヴやアンディ・シャウフのように、シンプルに歌の魅力を届けられるアーティストだったような気がします。
毎年のように「今年はブラック・ミュージックが強かった」と言われるようになって久しいですが、ことセールスに関して言えばソウルやR&Bは何十年もずっと強いわけで、「それって単に批評が大衆におもねっているだけでは？」という気も。やはり〈サイン・マガジン〉のようなサイトにはもっとオルタナティヴなロックを取り上げてほしいところですし、それが公平さに欠けると言うのであれば、そもそもカントリーやジャズやクラシックは大抵のサイトの年間ベスト・ランキングから除外されているわけで……。実際今年はロック・バンドのビッグ・リリースも控えているので、そうなる可能性も高いのではないか、というのが希望的観測です。
〈サインマグ〉のライター陣が選ぶ、
2016年の私的ベスト・アルバム５枚
＆ベスト・ソング５曲 by 八木皓平
2016年
年間ベスト・アルバム 75
December 28, 2017ロックとインディが大敗を喫した2017年。
そうした現実に唯一向き合った日本の作家、
岡田拓郎が語る「2010年代のロック」前編
December 31, 20222022年 年間ベスト・アルバム
1位～5位
December 19, 20132013年 年間ベスト・アルバム
11位～20位
